マルエツカードとイオンカードを徹底比較!サービスやポイント制度を見比べて自分に合ったカードを選択しよう
関東地方を中心に展開するスーパーマーケット、マルエツでのお買い物がさらにお得になるマルエツカードと、イオングループ全体で便利に使えるイオンカードセレクトを徹底比較します。
それぞれのカードは、クレジットカードと電子マネーWAONの機能を兼ね備えており、利用者に合わせたさまざまな特典があります。
この記事では、マルエツカードとイオンカードセレクトの基本情報、特典、共通点と相違点について詳しく解説し、どちらのカードが自分に合っているかを見極めるための情報を提供します。
・マルエツカードとイオンカードセレクトの基本情報
・両カードの利用特典と優待
・共通点と相違点の詳細
・自分に合ったカードの選び方
マルエツカードとは? マルエツグループで使うならベストな1枚
マルエツカードは関東6県の東京、埼玉、千葉、神奈川、栃木、茨城を中心に展開する最大級のスーパーマルエツのカードで、毎週日曜日には各マルエツグループの店舗でクレジット払いをすると5%オフになることが特徴です。
ネットスーパーでのクレジット払いは対象外でも、マルエツ・マルエツプチ・リンコス・魚悦(魚悦糀谷店は対象外)の店舗でのクレジット払いならすべて5%オフになります。
初回のカード送付時には、合計500円分の特別優待券がプレゼントされます。
マルエツ、マルエツプチ、リンコス、魚悦の各店舗で、マルエツカードでのクレジット払い税込3,000円以上で300円優待券を1枚、税込み2,000円以上で200円優待券1枚を利用可能です。
年会費は無料で、基本のポイント還元率は200円ごとに1ポイントのときめきポイントがもらえます。
ときめきポイントは、電子マネーWAONポイントに交換したり、マルエツ商品券に交換したりできますが、マルエツ商品券に交換するときは、1回の交換ごとに交換手数料として250ポイントが必要です。
1,000ときめきポイントを交換したいときは、合計で1,250ポイント必要になる計算です。
ですが、マルエツ商品券への交換は、マルエツカード会員だけの特典なので、なるべく交換回数を少なめにしながら上手く交換することをおすすめします。
また、マルエツグループ、イオングループの対象店舗でのクレジット払いなら、いつでもときめきポイントが基本の2倍になり、200円ごとに2ポイントもらえます。
全国のマルエツ、イオン、イオンモール、ダイエー、マックスバリュなどが主な対象店舗です。
マルエツカードは、イオンカードで貯まるときめきポイントが貯まるほかに、イオンの電子マネーWAONも使えます。
WAONは200円の使用ごとに1WAONポイントがもらえ、電子マネーWAONにチャージして使うことができるものです。
さらに、マルエツカードはイオンマークのクレジットカードのため、イオンカードの特典も利用できます。
- 毎月20日・30日「お客さま感謝デー」
- イオンシネマで映画鑑賞料金300円割引(お客さま感謝デーは1,100円で鑑賞可能)
- 海外で使えるイオンワールドデスクの利用
- 各種公共料金の支払い
- ショッピングセーフティー保険
- クレジットカード盗難保障
- 不定期開催のクレジット払い関連イベント
など、イオンカードとほぼ同じ内容で利用できます。
項目 | 詳細 |
---|---|
年会費 | 無料 |
申込み条件 | 18歳以上の方(高校生を除く)、電話連絡可能な方 |
国際ブランド | VISA、Mastercard、JCB |
追加可能カード | ETCカード、イオンiD、家族カード、Apple Pay |
付帯保険 | カード盗難保障無料付帯 |
電子マネー | WAON(チャージ上限50,000円) |
ポイント | ときめきポイント |
イオンカードセレクトとは? イオンで使うならこの上なく便利なクレジットカード
イオンカードセレクトは、イオン銀行のキャッシュカードと、クレジットカード、電子マネーWAONが1枚になったオールインワンカードです。
年会費は無料で、イオングループの対象店舗でのクレジット払いなら、いつでもときめきポイントが2倍になります。
通常は200円ごとに1ポイントのところ2ポイントもらえて、全国のイオン、イオンモール、ダイエー、マックスバリュなどの店舗が対象になります。
また、毎月20日・30日は「お客さま感謝デー」です。
「お客さま感謝デー」では全国のイオン、マックスバリュ、イオンスーパーセンター、サンデー、ビブレ、ビッグなどが対象店舗となり、イオンマークのあるクレジットカードの提示、クレジット払い、WAONの利用で買い物代金が5%オフになります。
イオンネットスーパーやオンラインショッピングのイオンショップの利用は対象外となるものの、店名にイオンがついていない店舗も、イオングループの店舗なら「お客さま感謝デー」を実施しています。
毎月のイベントでは15日は「G.G感謝デー」で、55歳以上のイオンカード会員の方は5%オフになります。
「G.G感謝デー」はイオンカード本人会員のほかに、家族会員も対象になるので、実際には幅広い年齢層の方が利用できるイベントです。
また、ときめきポイントクラブの優待加盟店で、イオンマークのカードを利用すると、規定の倍率でときめきポイントが貯まります。
イオン銀行併用したイオンカードセレクトの特典を解説
イオンカードセレクトは、イオン銀行のキャッシュカード機能も付帯しているので、カードの利用料金の引き落とし口座はイオン銀行に限定されています。
一見すると不便そうな印象でもイオンカードセレクトには、このイオン銀行を引き落とし口座に限定していることを強みにした特典が利用できます。
はじめに、WAONのオートチャージの利用が挙げられます。
一般的な電子マネーのチャージは、現金と、クレジットカードチャージと、オートチャージの3つの方法があります。
電子マネーWAONでは、イオン銀行からのオートチャージに対応しているのです。
事前に、イオン銀行ATMやWAONへのチャージができる端末での設定が必要になりますが、イオン銀行からのオートチャージができるのはイオンカードセレクトならではの特典です。
次に、各種公共料金をイオンカードセレクトで支払うと、毎月5WAONポイントがもらえます。
同時に、イオン銀行を給与振込口座に設定することでも、毎月10WAONポイントがもらえます。
公共料金や給与振込口座の設定は、1度設定すれば毎月WAONポイントがもらえるので、定期的なWAONポイントの獲得にもつながります。
そして、直近の1年間で100万円以上のカードショッピングがあると、ゴールドカードへのインビテーションがもらえます。
公式ホームページによると、年間100万円以上のカードショッピングのほかに、所定の審査もあるとしていますが、無料でゴールドカードを発行してもらえるチャンスです。
イオン銀行をメインバンクに利用している方で、イオンカードセレクトをメインカードに使っているなら、可能性はぐんと高くなるでしょう。
イオン銀行でのメリットを解説
イオンカードセレクトを持っている方は、全国約55,000台のイオン銀行ATMで、入出金手数料を無料で利用できます。
24時間365日無料なので、本当に気楽に入出金できます。
また、ゆうちょ銀行、みずほ銀行のATMでも、所定時間内の引き出しと預け入れが手数料無料で利用できます。
イオン銀行間の振り込みも無料、他行あての場合は月最大5回まで無料で振込できます。
さらに、イオンカードセレクトを持っている方は、インターネットバンキングの登録で、イオン銀行でお得になる「イオン銀行Myステージ」を利用できます。
対象取引の利用でイオン銀行スコアが貯まり、
- プラチナステージ
- ゴールドステージ
- シルバーステージ
- ブロンズステージ
に該当します。
それぞれのステージごとの特典を受けられて、他行ATMの利用手数料が無料になったり、普通預金の金利が最大で年0.15%までアップしたりします。
登録したインターネットバンキングからは、スマホやパソコンからいつでも操作できます。
残高照会や振り込みなどもサクサク利用できて、取引明細書を無料で閲覧・保存・印刷できるので、実質的な通帳がなくても安心できます。
イオンカードセレクトの基本スペック
年会費 | 無料 |
---|---|
申し込み条件 | 18歳以上の方(高校生を除く)、電話連絡可能な方 |
国際ブランド | VISA、Mastercard、JCB |
追加可能カード | ETCカード、イオンiD、家族カード、Apple Pay、カードローン(返済方法がイオン銀行普通預金口座の方が対象) |
付帯保険 | ショッピングセーフティー保険無料付帯、カード盗難保障無料付帯 |
電子マネー | WAON(チャージ上限50,000円) |
ポイント | ときめきポイント(200円ごとに1ポイント) |
マルエツカードとイオンカードセレクトを比較! 共通点と相違点をチェックしてみよう
マルエツカードとイオンカードセレクトは、どちらもイオンマークのカードなので、共通する部分が多くあります。
貯まるポイントがときめきポイントなことや、優待を利用できる対象店舗が同じなことは、マルエツカードを持っていて、イオングループもたまには利用するという方にも利用しやすい部分です。
また、マルエツカードは関東6県を中心に展開しているので、関東圏を離れてしまった場合でも、全国のイオングループで利用することができます。
クレジットカードとしてはもちろん、電子マネーWAONも使えるので、全国のミニストップやファミリーマート、ローソンでも利用できます。
マルエツカードとイオンカードセレクトの共通点
- ときめきポイントが貯まる
- ポイント還元率0.5%
- 優待が利用できる対象店舗
- お客さま感謝デーの利用
- ETCカードの利用
- 家族カードの利用
- 付帯保険の内容
- 電子マネーWAONが使える
マルエツカードは毎週日曜日にマルエツグループ各店で5%オフの特典がありますが、イオンカードセレクトにはこの特典がありません。
また、マルエツカードを利用してもイオンゴールドカードのインビテーションは届きません。
たとえ年間100万円のカードショッピングを達成しても、マルエツカードはゴールドカードの発行対象外です。
マルエツカードにはゴールドカード自体がなく、ゴールドカードを希望する方は他のカードを検討する必要があります。
一方で、イオンカードセレクトは利用料金の引き落とし口座をイオン銀行に限定しています。
他の銀行口座は利用できず、イオン銀行を利用することで特定の手数料が無料になるメリットがあります。
マルエツカードでは、仮にイオン銀行を口座に指定しても、イオンカードセレクトのような手数料無料のメリットは受けられません。
これらの点は大きな違いではないかもしれませんが、カードの特徴として両者の間には明確な相違点が存在します。
マルエツカードとイオンカードセレクトの相違点
- マルエツカードは毎週日曜日にマルエツグループの各店舗で5%オフを利用できる
- マルエツカードはイオンカードゴールドのインビテーションが届かない
- イオンカードセレクトでは口座引き落とし銀行がイオン銀行限定で、イオン銀行でのメリットを利用できるが、マルエツカードは特に決まっていないし、イオン銀行に口座を指定してもメリットは受けられない
マルエツカードとイオンカードセレクトは大きな違いはないが使う場所を選んで使い分けるのがおすすめ
マルエツカードとイオンカードセレクトは、大きな違いが少なく、共通点が多いです。
両カードはイオンマークのクレジットカードとして、イオングループ各店での特典や優待を利用できる点が魅力です。
マルエツ利用者にはマルエツカード、イオン利用者やイオンカードゴールドを目指す方にはイオンカードセレクトがおすすめです。
それぞれのカードの特性を活かした使い方をすることで、より多くのメリットを享受できます。
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