ETCカード利用後の引き落としから利用明細確認までの流れについて
ETCカードは後払いで精算をするので、引き落としのタイミングを把握していないと後々大変なことになるかもしれません。
ETCカードは便利ですが、しっかりと「後から支払ってくれる」という信頼の元成り立っているサービスなので、ユーザーは信頼をカード会社から信頼を損ねないよう気をつけましょう。
ETCカードの利用で自動の引き落としができるETCカードは利便性に優れていますが、毎月自分がどのくらい利用しているのかを把握されないまま引き落とされると、ETCカードの支払金額が原因でカード未払いになってしまうかもしれません。
そこでETCカード利用時の引き落としから、利用明細までの手順についての流れを理解し、毎月どのように利用額が引き落とされているのか把握しておくといいでしょう。
クレジットカードと連動しているETCカードの場合
クレジットカードと連動しているETCカードの場合、ETCの利用料金はクレジットカードからの引き落としになり、毎月のクレジットカード利用明細に”ETC料金の引き落とし金額”が記載されているので確認します。
仮に楽天のETCカードを15日に利用した場合、引き落としは翌月27日になります。
カード会社ごとのクレジットカード引き落とし日に該当し、ETCカードだけ別日での引き落としということはありません。
これはクレジットカードとETCカードが1枚になった一体型カードでもクレジットカードとETCカードが別々に2枚分かれている付帯型カードでも同様で、クレジットカードの引き落とし日で月のETC利用額が引き落とされます。
ETCパーソナルカードの場合
ETCパーソナルカードの引き落とし方法は、通行利用月の翌月27日に登録口座からの引き落とされ、引き落とし日が銀行休日日だった場合は翌営業日に引き落としが行われます。
毎月27日までにご指定の金融機関口座の残高を確認し、引き落としができる状態にしておきましょう。
ETCパーソナルカードの利用明細確認方法は1カ月分の利用額に合わせ、「ご利用料金のお知らせ」と「利用明細書」が送られてきます。
このお知らせを毎月確認して自分がどのくらいETCを利用したのかを把握しておくことが大切です。
すぐに利用状況を知りたい人は専用サービスを使おう
今すぐETC利用額を知りたいときには、利用明細書以外にネットでETC利用料金を確認することができます。
インターネットでETC利用照会サービスに登録することで、現在のETC利用額を把握することができます。
カード会社によってはETC利用情報の反映に時間がかかるところもあるため、今すぐ利用金額が知りたい方はこのサービスがお勧めです。
またこのETC利用照会サービスへの登録には注意が必要で、ETCカード番号、過去のご利用年月日、19桁の車載器管理番号、車載番号の4項目の記載が必要です。
ETCカードは便利な反面、いくら利用したのかがわかりにくい面があります。
利用明細やETC利用照会サービスで月の引き落とし金額をしっかり把握しておくことが大切です。
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