レクサスのETCカードってどうなの?メリットと発行方法
レクサスのETCカードは、レクサス購入者のみが発行できるレクサスカード(クレジットカード)へ付帯できるカードです。年会費無料で、家族カードも無料であり、1000円につき20ポイントと高還元率。このページでは、レクサスETCカードの作り方やメリットについて紹介します。
レクサスETCカードの発行方法
国内のみならず、欧米でも高いブランド力を誇るレクサス。レクサスが発行するETCカードはどうすれば手に入るのでしょうか?
そもそも、レクサスカードというものはレクサスオーナー(※1)のみに発行を許されているクレジットカードであり、付帯カードであるETCカードについても扱いは同様となっています。
レクサスの所有者であれば、Webもしくは郵送にてレクサスカードおよびレクサスETCカードの申し込み手続きを行うことができます。すでにレクサスカードを所有している場合は、追加でETCカードのみ発行依頼をすることもできます。
※1:レクサスの中古車オーナーについては、以下のようなケースに限りレクサスカードが発行されます。
- 購入車が認定中古車(CPO)である場合
- 他中古車店で購入し、レクサスで整備点検を受けた場合
レクサスカード1枚につき1枚のみ発行可能
レクサスETCカードは、レクサスカード1枚につき1枚のみの発行が可能です。もし家族の分もレクサスETCカードの発行を希望するのであれば、レクサスの家族カードを先に作成する必要があります(家族カードを所有せず、ETCカードのみの発行を受けることはできません)。
レクサスETCカード・家族分のETCカードはいずれも年会費が無料となっています。何らかの理由で再発行が必要となった場合も、再発行手数料はかかりません。
レクサスカード・レクサスETCカードについての最新情報は、資料のご請求・お問い合わせにてご確認ください。
ETCカード発行までにかかる期間
レクサスETCカードはWeb・郵送の2通りの方法で申し込むことができます。
申し込みから手元にカードが届くまでの期間としては、それぞれ以下の通りとなっています。
- Web:申し込み時点から1週間〜10日後
- 郵送:書類がカード発行元(トヨタファイナンス株式会社)へ到着してから2〜3週間後
いずれも郵便事情、書類の記載内容の過不足などによる前後が考えられますので、上記の期間より余裕を持って申し込むのがよいでしょう。
レクサスETCカードの特徴
では、レクサスETCカードはどのような特徴を持つカードなのでしょうか?
他のハイステータスブランドや異業種会社の発行するETCカードと比較してみましょう。
年会費 | 利用限度額 | 発行手数料 | 発行にかかる日数 | 申し込み方法 | ポイント | |
---|---|---|---|---|---|---|
レクサス | 無料 | なし(※2) | 発行・再発行とも無料 | 約1週間〜3週間(申し込み方法によって異なる) | 郵送もしくはWeb | 1,000円につき20ポイント |
ダイナース | 無料 | なし(※2) | - | 約2週間 | Web | 100円につき1ポイント |
アメックス | 1枚につき500円 | なし(※2) | 再発行時のみ必要になる場合も | 約10日 | 電話もしくはWeb | 100円につき1ポイント |
都市銀行A(SuMi TRUST CLUBプラチナカード) | 無料 | 申し込み時に案内 | - | 最短3営業日 | - | 通常100円につき4ポイント |
地方銀行B(SURUGA Visaインフィニットカード) | 無料 | 利用状況・個人によって異なる | - | - | 銀行からのインビテーション | なし(キャッシュバック) |
信販系(AJゴールドカード) | 無料 | なし(※2) | 無料 | - | Web | 1,000円につき7ポイント |
航空会社系(JAL MasterCard CLUB-Aゴールドカード) | 無料 | なし(※2) | 1枚につき1,080円 | - | Web | なし(JALマイル) |
※2:有料道路料金支払いのみに使用可能。
一覧にしてみると、ポイント還元率に特徴があることがわかります。
レクサスETCカードを使用することで得られるポイントについては以下で詳しくご紹介します。
ETC利用によって増えるポイントのシミュレーション
通常、クレジットカード利用で貯まるポイントは1,000円につき10ポイントですが、レクサスETCカードを利用した場合はWポイント制度の恩恵を受けることができるため、1,000円につき20ポイントが加算されます。貯まったポイントはマイル換算をすることもでき、1ポイントあたり1マイルに相当します。
試しに、平日の昼間に東京・大阪間を1往復すると仮定して、付与されるポイントをシミュレーションしてみましょう(東京IC〜東大阪北IC間を往復するものとします)。
平日昼間にETCを使用して東京IC〜東大阪北IC間を走行する場合の有料道路料金
片道11,210円×2=往復22,420円
Wポイントにより1,000円あたり20ポイントで換算(※3)すると、付与されるポイントは440ポイントとなります。
100円あたり1ポイントのカードと比べるとおよそ倍のポイントがつくこととなり、有料道路の利用頻度が高いユーザーには有利なカードと言えます。
※3:1,000円未満切り捨て
ただし、Wポイントやマイル換算は個人オーナー向けのサービスであるため、法人カードを使用している場合は適用外となります。
クレジットのポイントとの合算方法やETCカード使用についての詳細は、最新の情報をお問い合わせにて確認しておくのが確実と言えるでしょう。
レクサスカードのメリット・デメリット
さらに、レクサスカードにおけるメリット・デメリットとしては以下のような点が挙げられます。
メリット
- レクサスオーナーのみに発行が許されているため、信頼性とステータスに定評がある
- 所持していることで受けられるドライバー向けの特典が充実している
- 家族カードの年会費が無料である
デメリット
- 年会費が高額である
- ETC以外のポイント還元率が高いとは言えない
- ポイント換算される際に1,000円未満の利用額が切り捨てとなってしまう
カード所有者は利用額によってステージ1〜5に分類され、受けられるサービスや特典が異なります。利用額が多ければ多いほど、ハイステータスカードならではのラグジュアリーな特典も増えることになります。
また、カードブランドはVISAであり、VISAプラチナサービスの利用が可能である点も特筆すべきと言えるでしょう。
ドライバー向きの特典
メリットの項目で触れたドライバー向け特典についてご紹介します。
まず、ドライバーにとって何より嬉しいのがガソリンの値引きです。ステージによって割引率は異なりますが、ENEOSやJOMOでガソリンが3〜5%割引となります。これは自動車系クレジットカードの中でも優位なガソリン割引と言えます。
その他、レクサスカードには以下のような特典・サービスが用意されています。
- スピードパスプラス
専用リーダーにかざすだけでセルフサービスステーションやショッピングの支払いができる、キーホルダー型のアイテムです。 - ドライバーズサポート24
事故や故障の際の各種サポートです。 - 国内外レンタカー優待
国内・海外の一部店舗にて、レンタカーを優待料金で利用することができます。 - ジェームスのピットメニュー5%割引
車のメンテナンスに必要なピットメニューを優待料金で利用することができます。 - モデリスタ割引
モデリスタ店でのカスタマイズを優待料金で利用することができます。 - トヨタ関連施設割引&サービス
トヨタ関連のレジャー施設や博物館の入場料や利用料が割引となります。 - パーキングサービス
一部の空港や駅などで駐車料金の優待を受けることができます。
ステージが上がれば上がるほど、上記以外にもサービスや特典は盛りだくさんです。詳しくはこちらのページをご確認ください。
http://lexus-fs.jp/lfslalsvdriving/index.html
レクサスETCカードまとめ
「持っているとかっこいい」だけではなく、大変お得な優待やサービスを受けられるレクサスカード・レクサスETCカード。
一方、1,000円未満の利用は切り捨てられてしまうといったウィークポイントもあることがわかりました。自分にとって使い勝手がよく相性の合うものを、じっくり吟味してみてください。
アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード
- 月額1,100円でアメックスを試せる
- 提携店で利用するとポイント最大5倍
- 旅行傷害保険が家族も対象となっている
- 他のゴールドカード級のサービスが受けられる魅力的な1枚
月額制のアメックスにリニューアル!
リニューアルによって月額1,100円で持てるようになったアメックスグリーン。
申込みやすくなっただけではなく、アメックスグリーン専用の優待特典や最大3万円まで補償されるスマホ保険も追加されたことで、日常的に使いやすいクレジットカードとなっています。
電子マネー | 月会費 | 家族カード(月会費) | ETC専用カード | 発行期間 |
---|---|---|---|---|
1,100円(税込) | 550円(税込) | 無料 新規発行手数料:1枚935円(税込) |
約1~2週間 | |
還元率 | 海外旅行保険 | 国内旅行保険 | ショッピング保険 | 利用可能枠 |
1.0% | 最高5,000万円 | 最高5,000万円 | 年間最高500万円 | 個別設定 |
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