JCB一般カードが招待を受けてゴールドカードへランクアップするには?
- 新規入会募集が終了
- JCB一般カードは2024年1月31日(水)より新規発行を終了いたします。
- なお、すでに本カードをお持ちの方は、引き続き利用できます。
利用実績で招待可能!
招待を受ければ年会費は永年無料です。使いやすい1枚。
三井住友カード(NL)
年会費 | 永年無料 |
---|---|
還元率 | 0.5%~7%※1 |
ポイントサービス | Vポイント |
ETCカード | 発行までの期間 | 利用可能額 |
---|---|---|
550円(税込)※2 | オンライン申し込みから最短10秒で カード番号を発行※3,4 |
~100万円 |
国際ブランド | 電子マネー |
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iD(専用)・Apple Pay・Google Pay PiTaPa・WAON |
注釈(※)の詳細はこちら
※1:※2:初年度年会費無料。入会翌年度以降、前年度に一度もETCカード利用があった場合は年会費無料。
※3:即時発行できない場合もございます。
※4:カードの発行は最短3営業日発行。
JCBプロパーカードからゴールドへグレードアップするには?
JCBプロパーカードとは?
JCBのクレジットカードを上級にステップアップしたい方は、まず「プロパーカード」を持つことから始めましょう。
クレジットカードには、大きく分けて「プロパーカード」と「提携カード」の2種類があります。プロパーカードとは、カード会社が単独で発行しているカードで、「自社カード」とも呼ばれるものです。
プロパーカードには、国内・海外旅行の障害保険や、ショッピングガード保険(そのカードで購入した商品が、破損や盗難に遭った時のための保険)など、カード会社が独自に提供するサービスを存分に受けられるメリットがあります。
さらにプロパーカードは、ステータス性が高い点も特長です。特にJCBは、世界でも数少ない「国際カードブランド」(世界各国で利用できるクレジットカードブランド)であり、その分他社と比べると審査が厳しいため、海外でも信用性が高いことで知られています。
直接申し込みできるJCBカード
ただしプロパーカードのうち、申し込み入会ができるのは以下のみになります。
申し込みできるプロパーカード | |
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最上級である「THE・クラス」とその次の「JCBゴールド ザ・プレミア」は、インビテーション(招待制)カードとなっています。一定の条件を満たした利用者にのみ招待の通知が来る仕組みとなっています。
THE・クラスは国内最高ランクでいわゆる「ブラックカード」と呼ばれるグレードです。最終的に所有したいという方は、まずはグレードの低いカードから始め、その後JCBゴールドカードの獲得を目指していきましょう。
JCBプロパーカード(一般カード)からゴールドカードに上がるためには、良好な利用実績を作ることが必要です。あくまで目安ですが、2年間はJCBカードを使ったら返済をきっちりして、自身とJCBとの間に信用を作ることでグレードアップを目指しましょう。
JCB提携カードとは?
一方、提携カードとは、カード会社が企業や団体と一緒に発行しているカードです。JCBでいえば、「イオンJCBカード」や「ANA JCBカード」などが提携カードになります。
提携カードは、飲食割引やショッピング時のポイント付与など、提携先のお店や会社のサービスが充実している点がメリットです。
しかし「THE・クラス」のような上級カードは存在しないため、ステップアップを狙っている方は提携カードではなく、まずはJCBのプロパーカードを1枚持つようにしましょう。
JCBゴールドカードの特長とは?
ゴールドカードは、一般カードよりもワンランク上のプロパーカードです。
JCBゴールドカードは直接申し込みもできますが、一般カードよりも審査は厳しく、ある程度収入や勤務状況などの信用情報や他カードの実績がしっかりしていないと通過できません。
ゴールドならではのお得は、旅行傷害保険が国内で最高5,000万円(利用付帯)、海外で最高1億円(利用付帯)(一般カードではいずれも最高3,000万円)とより高額に補償されるほか、「犯罪被害傷害保険」や「空き巣被害お見舞金」といったライフアクシデントケアも用意しているなど、付帯サービスが充実しているところです。
また国内外の空港ラウンジも無料で利用できますので、特に旅行の多い方には何かと便利なカードだといえるでしょう。
JCBゴールドカードの申し込み資格としては、「20歳以上で、本人に安定した継続収入のある人」と規定されています。そのためJCB一般カードと異なり、専業主婦の方は申し込むことができません。
年収の審査基準については公表されていないため、ケースバイケースになりますが、一般的に400万を越えていれば審査に通る可能性が高いといわれています。ただし勤続年数や住居形態なども関係してくるため、年収の額だけでは一概に判断できないのが実情です。
また、これまでJCBのカードを持っていなかった方が新規に申し込む場合は、実績がない分、特に審査が厳しくなります。そのため審査に自信のない方は、まずJCB一般カードを申し込み、実績を重ねてからJCBゴールドカードへグレードアップしたほうが確実です。
JCB一般カードからJCBゴールドカードへの切り替えを希望する場合は、JCBへ電話するか、もしくはオンライン(MyJCB)でも手続きができます。
ゴールドカードは全3種
JCBカードのゴールドランクカードは全部で3つあります。
カードフェイス | 年会費 | 申請条件 | 備考 |
---|---|---|---|
JCB GOLD EXTAGE |
3,300円(税込) | 原則として20歳以上29歳以下で、 ご本人に安定継続収入のある方 | ・入会後3ヶ月間ポイント3倍 ・入会後4ヶ月目以降ポイント1.5倍 ・空港ラウンジ無料利用可 |
JCBゴールド |
11,000円(税込) | 原則として20歳以上で、本人に安定継続収入のある方(学生不可) | ・海外旅行障害保険最高1億円 ・ゴールド会員専用デスク ・ラウンジ・キー(LoungeKey ™)が32米ドル/回 |
JCBゴールド・ザ・プレミア |
11,000円(税込) +サービス年会費5,500円(税込)※年間100万円以上利用でサービス年会費無料 |
JCBカードよりインビテーション(招待)を受けた方 | ・プライオリティ・パス ・JCBプレミアムステイプラン ・JCB Lounge 京都 ・グルメジュ powered by TABLE REQUEST |
ひとえにゴールドと言っても年会費が大きく異なれば、サービスも異なります。
例えば空港ラウンジサービスだけでいえば、JCB GOLD EXTAGEは国内の主要空港、およびハワイ ホノルルの国際空港内の空港ラウンジが無料で利用できます。こちらに加え、JCBゴールドはLoungeKey ™で世界1,100ヵ所以上の空港ラウンジがUS32ドルで利用でき、JCBゴールド・ザ・プレミアなら世界約1,300ヵ所の空港ラウンジを利用できるプライオリティパスが無料で利用できます。
プライオリティ・パスは本来US99ドル(1万円程度)、1回毎にUS27ドル(3,000円程度)かかるところ、JCBが負担してくれるということは、クレジットカードの年会費をほとんどをまかなえるサービスということです。海外旅行をする方はグレードアップを検討してみてください。
カードのグレード毎に変わる「JCBスターメンバーズ」について
「JCBスターメンバーズ」のランクアップで得られる特典
JCBカードは種類でサービスをグレードアップする他にも、JCBカードを持つことで自動登録される「JCB STAR MEMBERS(JCBスターメンバーズ)」という会員サービスで、2つの特典をより充実したものにすることができます。
Oki Dokiボーナスアップ
メンバーランクに応じて、Oki Dokiポイントが通常よりも多くもらえます。
キャンペーンチャンスアップ
メンバーランクに応じて、JCBが紹介しているキャンペーンの抽選口数が通常よりアップします。※対象のキャンペーンは「キャンペーンチャンスアップ」のマークもしくは適用となる旨の案内が掲載されているもののみです。
「JCBスターメンバーズ」をランクアップするには
「JCBスターメンバーズ」をランクアップするには、集計期間中(1年間)の利用料金合計が一定以上なければなりません。
集計期間中の ご利用合計金額(税込) |
メンバーランク名称 | |
---|---|---|
ポイントプログラム※1 | ポイントプログラム※2 | |
300万円以上 | ロイヤルα(アルファ)PLUS | ロイヤルα |
100万円以上 | スターα(アルファ)PLUS | スターα |
50万円以上 | スターβ(ベータ)PLUS | スターβ |
30万円以上 | スターe(イー)PLUS | - |
※2 上の会員以外の方
ランクアップすることによって、Oki Dokiボーナスアップやキャンペーンチャンスアップの倍率も上がります。カードのグレードアップのひとつの目安にもなりますので、メンバーズサービスのランクアップの特典を受けながら、上位カードを狙っていきましょう。
JCBザ・クラスを所有するための3つのポイント
JCBザ・クラスは完全招待制カード
JCBのプロパーカードのうち、もっともステータスの高いカードが「JCBザ・クラス」です。カードの色から「JCBのブラックカード」とも呼ばれ、各社の発行するプラチナカードの中でも最高ランクに位置づけられています。
JCBザ・クラスでは、専用のコンシェルジュデスクを通して国内線のチケットやゴルフ場の手配などができるほか、世界各国の空港のVIPラウンジを無料で利用できる「プライオリティ・パス」や、対象レストランでのグルメ優待など、さまざまなサービスが付属されています。
また年に1度、2万円相当のプレゼント品がもらえる「ザ・クラスメンバーズセレクション」も人気のサービスです。
しかしJCBザ・クラスは招待制ですので、自由に申し込むことはできません。
まずはJCBゴールドカード以上の会員となり、実績を積み重ねながら招待状が来るのを待つ、という流れが基本になります。
過去に公開していた募集基準
現在、審査の詳細については公表されていませんが、一時期JCBがJCBザ・クラスの会員をオープンに募集していたことがあり、その時は以下のような基準が設けられていました。
申込者の年齢
契約者が40歳以上であること。
収入や勤務状況
契約者が年収1,200万円以上、かつ勤続年数10年以上の役員・管理職であること(自営業の場合は、営業年数10年以上の経営者)。
JCBカードの利用実績
JCBに入会してから3年以上が経過しており、年間100万円以上のショッピング利用実績が2年以上あること。
ちなみにJCBの非会員の場合はさらに条件が厳しく、「年齢40歳以上で自家保有、年収1,500万円以上、かつ資本金5,000万円以上の企業に10年以上継続勤務している役員・管理職であること(自営業の場合は、営業年数10年以上の経営者)」となっていました。
ただし現在は基準が変わっている可能性もありますので、まずはJCBゴールドカードを持って、とにかく利用するということが大切です。
JCBザ・クラスの招待を受ける確実性を高めるために、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。
- JCBカードを3年以上利用する
- 年間少なくとも50万円以上を利用する
- JCBゴールドカード以上を持つ
実は、JCBザ・クラスは、招待制が原則となっていますが、中には直接JCBに申請をして入会申込書を送ってもらうという方法をとる方もいます。
ただしこの場合はJCBカードでの実績がない分、審査がさらに厳しくなることを予想しておきましょう。
JCBザ・クラスへの近道は、「まずはJCB一般カードと、JCBゴールドカードの取得から」ということです。
ただしJCBゴールドカードも、新規に申し込む際には審査のハードルが高くなりますので、まずは一般カードを手に入れてランクアップしていくのが、もっとも堅実な方法です。
グレードダウンしてJCBゴールド ザ・プレミアを狙うのもおすすめ
「ゴールド以上、JCBザ・クラス未満」の位置にある程良いカード
JCBゴールド ザ・プレミアはJCBゴールドカードのワンランクアップした完全招待制のカードで、2022年3月からは新デザインが採用。
JCBゴールド ザ・プレミアには、世界1,300ヵ所以上の空港ラウンジを無料で利用できる「プライオリティ・パス」や、国内の高級ホテル・旅館に特典付きで宿泊できる「JCBプレミアムステイプラン」などのサービスが自動付帯しているほか、ショッピングガード保険の補償額も、JCBゴールドカードより200万円アップしています。
いわば「ゴールド以上、JCBザ・クラス未満」の位置にある上級カードですので、ザ・プレミアを取得しておけば、THE・クラスに招待される確率も上がるものと思われます。
嬉しいことに、JCBゴールド ザ・プレミアのインビテーション条件は公式サイトに明示されているのでチェックしてみましょう。
1. JCB ORIGINAL SERIES対象のJCBゴールドのショッピングご利用合計金額(集計期間:12月16日~翌年12月15日)が2年連続で100万円(税込)以上の方。
JCB公式サイトより引用
2. 本会員の方が会員専用WEBサービス「MyJCB(マイジェーシービー)」に受信可能なEメールアドレスを登録していること(毎年1月31日まで)。
いずれにしても、まずは一般カードからJCBゴールドにグレードアップする事が必要です。そして、JCBゴールドを利用していると、グレードアップの招待がEメールで届きます。
ゴールドカードへランクアップするのに、最初の一歩には最もスタンダードなJCB一般カードを選ぶのがおすすめ。
JCB一般カードは18歳以上から申し込むことができますし、本人もしくは配偶者に安定した継続収入(年収250万円以上が目安)さえあれば、審査に通る可能性は高くなります。
一般カードをコツコツと利用して実績を重ね、途中でJCBゴールドカードにグレードアップしてからJCBゴールド ザ・プレミアやJCBザ・クラスの招待状を待つ、という姿勢でいきましょう。
JCBザ・クラスは、クレジットカードに詳しい方でも審査基準をつかみきれない、まさに希少なカードです。
しかし、クレジット(信頼)が大切であることは確かですので、一般カードからでも着実に実績を積んでいくことが、グレードアップへの一番の近道といえそうです。
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