JCBのリボ払いサービス「支払い名人」と「スマリボ」の違いとは? 年会費優遇制度やボーナスポイントが新たに追加
リボ払いは正式にはリボビリング払いという呼び名で、スライド式と定額式に分かれています。
定額式は一見、一定の額を毎月返して行くだけなので高額な買い物に向いているように考えられがちですが、一定と言った安心感から使いすぎて長年支払い続けて行くハメになることもあるので注意して使って行かないとなりません。
一方スライド式のほうは、元からカード会社の方で定めた利用額に準じて支払い額が決まり利用額が少なくなるにつれて返済額も減少して行くため、返済完了が見え、ポイントも多くつくなどメリットも多くあります。
そこで、JCBでは今まで定額式のリボ払いを扱っていましたが、スライド式へとリボ払いを見直しました。
JCBでは「支払い名人」と言ったリボ払いを長年取り扱っていて、毎月の支払い額を自分で決めることができる定額式だったので使いやすいと利用していた方もいましたが、4月中に支払い名人は利用できなくなります。
支払いの名人の後には「スマリボ」という新たなリボ払いが誕生し、このシステム変更によりポイントが付いたり年会費が得になるようにもなるのです。
システムが変わることで不安のある方もいますが、JCBでリボ払いを使って行くなら混乱しないためにもしっかりと変更点をチェックしておいたほうが良いでしょう。
しかし、既にJCBのカードを使っている方は「スマリボ」の確認だけで良いですが、今からJCBのカードを検討すると言った方は人気のカードなども気になる箇所と言えます。
JCBで好評のカードはJCB一般カードとJCB CARD Wとなり、JCB一般カードは全体的にバランスよく機能が考えられていて、JCB CARD Wはポイントが常に倍で付与されるクレジットカードで、どちらも得できるカードと言えるでしょう。
JCBを利用するまたは利用しているなら、おすすめのクレジットカードや「スマリボ」について予め調べておきカード内容を知っておくと安心です。
JCBのリボ払いシステムは2019年4月16日より「スマリボ」へ変更!
JCBのリボ払いは2019年4月16日より「支払い名人」から「スマリボ」へと変更になります。
支払い方式は定額とは書いてありますがスライド式で、カード利用金額準じて支払い額は変わって行きますが、利用金額の幅が5,000円~100,000円までは月々5,000円の返済などと区切られているので定額と書いてあるのでしょう。
コースは「ゆとりコース」と「標準コース」に分けられていて、ゆとりコースの方は標準コースより同じ利用額でも月々の返済額が安くなり、利用金額が100,000円以下であれば月5,000円ずつの返済となります。
対して、標準コースに設定した場合は100,000円以内でも月10,000円の返済となるので、混合させないように気を付けましょう。
一括返済にも対応していて、リボ払いはまとめて支払ってしまい返済額を一気に失くしてしまったほうが楽になることもあるので収入が多い時には一気に支払いたいものですが、「スマリボ」ではその対応を「繰上返済」と言った形で対応しています。
繰上返済をする際は「JCBショッピングお支払い方法変更テレホンセンター」に電話をするか、インターネットサイトMy JCBから予め手続きが必要となり、自ら振り込んで良いものではないので注意してください。
「スマリボ」になることでカードの年会費も優遇され、年に1回でも「スマリボ」を利用することで年会費が一部無料または年間のスマリボ利用額に基づき無料にもなります。
※無料になる仕組みはスマリボでの支払いにて年間40万円~100万円までの利用が必要で、割引になる額は利用額によって異なり、最大年会費が5,000円まで割引可能です。
また、JCBで人気のポイントシステム→Oki Dokiポイントも、毎月10日にリボ払いの支払いがあればその月のポイントは2倍で付与されると言ったメリットもあるので得です。
ショッピングカード保険「スマリボ」利用で海外での補償だけでなく国内の補償も付帯され、カードで購入した商品が破損・盗難等の被害に合ったときは購入日から90日間、年間100万円まで補償してくれます。
「スマリボ」の年率は15.00%となり、リボ払いは利用額が定まっている分、使いすぎる心配もあるので計画的に利用してください。
ところで、「スマリボ」について確認しましたが、「スマリボ」を使うにあたって以前のリボ払い→「支払い名人」についても何が変更されたのかを知れるので、調べておくと良いでしょう。
続いて、「支払い名人」についても確認して行きます。
支払い名人はどんなリボ払いだったのか?
「支払い名人」は長い間JCBで使われ続けたリボ払いで、便利に使っていた方もいることでしょう。
「支払い名人」は毎月の支払い額を自分で決めることができ、たとえば50万円の利用があったとしても月々50,000円など無理のない返済ができていたのです。
繰上返済には対応していませんでしたが、月々の返済額を自分で決められるという事は一気に返してしまうことも設定額を変更することで手軽にでき、JCBへの連絡なども必要なく簡単に支払いができたのでしょう。
ショッピングカード保険に関しても「スマリボ」と同じ内容で付帯されているので、国内にてカードで購入した商品が破損・盗難の被害に合っても安心でしたし、この点はスマリボへとそのまま引継がれています。
リボ払いのメリットは支払いがきついとき、ひとまず返済額を少なくし見送れるところにありますが、スライド式だとこの見送りが利用額によっては意味の無いものになってしまうこともあるのです。
その理由は、スライド式で見送ると毎月の支払い額を自分で決めることができないので、見送った額によっては月の支払い額がリボ払いでも10万円などになってしまうことも考えられ、かえって一括で支払うのと変わらない状況となってしまう場合がありまます。
しかし、「支払い名人」はどんなに利用しようと毎月の支払い額を自分で決められるので、返済が常に楽だったのです。
定額式とスライド式の大きな違いはこの点と言えるでしょう。
では、「スマリボ」・「支払い名人」と2種類のリボ払いシステムについて確認したところで、スマリボと支払い名人の違いを細かくチェックして行き、違いを認識しておくことも「スマリボ」に対応していく上で必要です。
2つのシステムで大きく異なっているのはどの点なのか? 「スマリボ」・「支払い名人」の差を比較して行きましょう。
「スマリボ」と「支払い名人」の比較とスマリボの手数料を抑える方法
「スマリボ」と「支払い名人」で異なるのは、年会費が優遇されるシステムとリボ払いによってポイントが倍になると言った点でしょう。
年会費は年間の「スマリボ」利用額に準じて割引または無料になりますし、Oki Dokiポイントは1,000円→1ポイントの通常の付与ではなく1,000円→2ポイントの倍での付与率となります。
この他で大きく違うのは「支払い名人」は自分の好きに支払い額を設定できましたが、「スマリボ」はこれができず、利用範囲に基づき返済額が定まっていると言った箇所です。
以前の「支払い名人」なら自由に返済額が設定できるメリットがあり返済はしやすかったですが、今後の「スマリボ」そのシステムではなくなる分「年会費が無料なる」・「ポイントが付与される」が加わったので、システム変更は悪いことばかりではないでしょう。
スマリボでも一括で支払うことはできますし、繰上返済なら一括で支払うため手数料を抑えられるのです。
「スマリボ」と「支払い名人」については以上となります。
しかし、JCBと言えば世界中で使える有名なカード国際ブランドで、特にアジア圏に強い国際ブランドとなっています。
そのJCBが発行するクレジットカードがどんなものなのかも、気になることでしょう。
JCBではたくさんのクレジットカードを発行していて、一般・ゴールドからインビテーション式のカードなどバリエーションは豊かです。
今回はそのバリエーション豊かなカードのかでも特に好評となっている一般JCB一般カードとJCB CARD Wについて見て行きます。
JCB一般カードはオーソドックスなカードですが、JCB CARD Wはポイントが常に2倍で貯まって行くカードで、今はポイントが人気を呼ぶ時代のため多くの人気を集めているのです。
JCB一般カードとJCB CARD Wのカード内容について、解説して行きます。
JCBでカードを発行するならJCB一般カードかJCB CARD W
JCBのカードを見る前に、JCBではどのカードでも共通して貯められるポイントシステムOki Dokiポイントと言ったものがあり、基本付与率は1,000円→1ポイントです。
このポイントは使える幅が広いポイントシステムで支払い額充当を始め、景品交換・JALマイルなどにも移行でき、特に景品交換は優れています。
JCBはディズニーランドのオフィシャルサポーターを務めているため、景品にディズニーのチケットなど体験型の景品も揃えられていて、内容は厳選されているので必見でしょう。
JCBのカードを利用するなら、Oki Dokiポイントには注目です。
では、JCB一般カードとJCB CARD Wについてチェックします。
<JCB一般カード>
JCB一般カードは年会費1,250円(税別)となりますが、「スマリボ」で年会費を無料にする以外にも、年間50万以上の利用とMy Jチェック(WEB明細)への登録で年会費は無料となります。
Oki Dokiポイントは1,000円→1ポイントの基本的な付与率となりますが、海外では2倍で付与されるようになっているので、アジア旅行には味屋に強いJCB一般カードを持って行くと良いでしょう。
保険については国内・海外旅行傷害保険が利用付帯で最高3,000万円まで付帯していて、クレジットカードとしてはポイント面・保険面充実しているクレジットカードです。
また、「スマリボ」で支払えば日本でもポイントは2倍となるので、覚えておきましょう。
<JCB CARD W>
JCB CARD Wは申込年齢39歳までのWEB限定申込のクレジットカードとなりますが、年会費はずっと発生しません。
Oki Dokiポイントは常に1,000円→2ポイントの2倍で付与されることがJCB CARD Wの一番の売りでOki Dokiポイントに魅力を感じた方はこのカードの発行をおすすめします。
旅行傷害保険は海外旅行傷害保険のみ利用付帯で最高2,000万円まで補償され、年会費無料でも保険を充実させていると言えるでしょう。
「スマリボ」を利用すれば元からポイント付与率は2倍なので計4倍で付与されることにもなり、ポイントがどんどん貯まって行くカードです。
JCB一般カードとJCB CARD Wはそれぞれ魅力が異なりますが、保険やポイントをバランス良く利用したいならJCB一般カードを作り、Oki Dokiポイントが貯まれば後の機能はさほど気にしないと言う事ならJCB CARD Wがおすすめでしょう。
また、JCBのカードにはまだ魅力があり、Oki Dokiポイントを貯めるならJCBオリジナルシリーズパートナーの存在も忘れてはなりません。
JCBオリジナルシリーズパートナーを利用すれば、ポイントを常に倍にして貯められるのです。
~JCBオリジナルシリーズパートナー~
JCBオリジナルシリーズパートナーはJCBの加盟店のことで、ここに加盟している店舗を利用することでポイントは加盟店によって異なりますが、必ず倍にして貯められます。
JCB CARD Wを利用している方はJCBオリジナルシリーズパートナーの利用での換算率は1,000円→1ポイントなので1,000円→2ポイントが倍になる仕組みとはなっていないため注意が必要ですが、魅力的でしょう。
加盟店はスターバックス(10倍)・セブンイレブン(3倍)・ビックカメラ(2倍)・ドミノピザ(2倍)小田急百貨店(3倍)・Amazon(3倍)などが揃っており、需要があると予測できる店ばかりです。
JCB一般カード・JCB CARD Wを発行したら「スマリボ」を利用して得にカードを利用しよう
JCB一般カードとJCB CARD Wを発行したら「スマリボ」は利用した方が得できる場面が多いでしょう。
例えば、JCB一般カードなら年会費は年間50万円利用をしないと無料にはなりませんが、「スマリボ」で年間40万円利用していれば年会費は無料となり、差額は10万円にもなります。
JCB CARD Wは元から2倍の付与なのでスマリボの利用で4倍の付与となり、2,000円利用したとすれば本来ならなら2,000円→4ポイントですが、8ポイントも貯まるのです。
支払い方法は一括だと蓄積されないと言った安心感はありますが月々安定した収入があるのであれば返済に困ることもないので、ポイントを稼ぐために「スマリボ」利用するのも賢いと言えます。
カードを発行したらOki Dokiポイントは魅力的なポイントシステムなのより多くのポイントを稼げるようにJCB一般カード・JCB CARD Wで「スマリボ」を使って行きましょう。
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