dカード(旧DCMX)は法人名義で作成できるのか?限度額が高く携帯電話料金の支払いでポイントがたまる法人カード
会社の経費を支払うことができるカードです。企業や個人事業主向けに発行されます。
個人向けにはない様々サービスが付帯されており、経営者や個人事業主の強い味方となってくれます。
dカードの法人専用カードがあるのか
dカードとは
年会費永年無料のクレジットカードです。国際ブランドはVISAかMasterCardから選ぶことができ、iDが付いているため使い勝手が良いため人気があります。
dカードを使用することで、dポイントが100円で1ポイント貯まります。貯まったポイントはローソンやマクドナルドの加盟店や、ドコモケータイ料金へ充当することもできます。
dカードの法人専用カードあるのか
残念ながら、dカードの法人専用カードはありません。
また、dカードは個人名義であることが入会条件となっているため、法人名義で作ることもできません。
個人事業主がdカードを決済用のカードとして利用することは可能か
法人カードとしては申し込めませんが、個人事業主としてならば可能となっています。 申請する際に所定の欄【例,個人事業主→はい/職業等→自営業・自由業】等と記入すれば、個人事業主として個人カードが発行されます。
しかし【dカード入会申込書補てん票】の返信が義務付けられていたり、キャッシングを利用する場合は年収証明書の提出も求められます。
つまり個人カードと特典や還元率に違いがないのにも関わらず、掛かる手間は増えてしまうのです。
以上の点から結論として、法人・個人事業主がdカードを作る理由はありません。
そこで、同様に仕事用としてカードを持つ際に、法人カードを作るべき理由をご紹介いたします。
仕事用であれば法人カードを作るべき理由
特典や法人カードに対して、年会費がとても高く大企業が発行するカード、というイメージを持っている方も少なくありません。
ですが多くの法人カードは年会費を経費として計上することができる ため、業務の効率化につながる法人カードを作らないのはもったいないと言えます。
経理計算が楽になる
社員カードを発行し、出張や食事会などで使ってもらえば、仮払いや領収書管理のやり取りも省けます。
誰が、どこで、いくら買い物をした等の細かい情報を得ることができるので安心です。
法人向けサービスが充実している
福利厚生が付帯される法人カードもあります。
海外出張が多い企業、営業車を多用しガソリン給油をよく行う企業など、それぞれの会社にあったサービスが充実しているカードを選びましょう。
ポイント・マイルが還元される
業務上の支出だけでなく、接待や食事会の支払い、税金・公共料金の支払い等にも使える為、ポイントやマイルがどんどん貯まります。
キャッシュフローに余裕がうまれる
様々な支払いを法人カードでまとめることで支払日を毎月固定の日にできるため、キャッシュフローに余裕が生まれます。
おすすめの法人カード
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード
年会費 | ETCカード | 発行期間 |
---|---|---|
13,200円(税込) | 無料 | 約2週間 |
還元率 | 利用可能枠 | ブランド |
1% | 個別設定 |
年会費以上の特典が満載!
アメックスビジネスカードには、旅行保険やコンサルティングサービスなど便利な特典がいくつも付帯されています。
初めて法人カードを作る方、今の法人カードに不満がある方には是非持っていただきたい一枚です。
年会費
初年度年会費無料!(2年目以降:13,200円(税込))
利用可能枠に一律の制限なし!(面談によって決定)
法人カードで重要になってくるのが利用可能枠ですが、アメックスビジネスならば利用可能枠に一律の制限がありません。また、デポジット(保証金)を口座に入れておくことで高額決済も行えます。
ポイント「メンバーシップ・リワード」
100円利用=1ポイント
経費削減に役立つサービスが多数!
「四半期管理レポート」や「ご利用代金明細書」が発行されるため、経費管理がわかりやすくなります。
ビジネス・コンサルティング・サービス
中小企業経営者・個人事業主のカード会員向けに、経営相談電話窓口を利用することができます。
設立間もない法人や個人事業主にもおすすめ!
多くの法人カードが【登記後2年以上が経過した法人】や【黒字決算のみ】といった制限を設けている中、アメックスビジネスカードは代表者個人の信用情報が審査の基準となっています。
つまり、法人や個人事業主だけでなく、副業を行っているサラリーマンまで保有することができるのです。
個人カードよりも様々なサービスが付帯されており、ビジネスをする上で欠かせない一枚とも言えるでしょう。
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