JCB CARD Wは楽天カードと同じポイント還元率で利用できる! どちらがよりお得に利用できるか徹底比較
クレジットカードを選ぶ際、多くの方が「お得」なカードを選びたいと考えています。
ただ「お得」とはいうものの、何をもって「お得」というのでしょうか。厳密に言えば、所有者がどのように、そしてどれ位の頻度で使用するのかによって、本当に「お得」なカードが決まるので、一概には言えません。
そこで今回は、「お得」なカードとして有名なJCB CARD Wと楽天カードについて、どちらが「お得」に利用できるのか比較をしてみました。
それではまず、それぞれのカードがどのようなカードなのか見て行きましょう。
JCB CARD Wとはどんなカード?
クレジットカードは、申し込みや審査の段階で多くの個人情報を提出し、それらのデータはカード発行元の会社で管理されます。ですから安心できるかどうかは、何事にも代えがたい非常に重要なポイントといえます。
その点この「JCB CARD W」は、国際ブランドのライセンスを持つJCBが発行するカードですので、信頼と実績は十分といえるでしょう。
更に、セキュリティの点でも非常に充実しているカードです。例えば、カード内にICチップが内蔵されていますので、カードの偽造がされにくいだけでなく、暗証番号のみで本人確認ができるようになっています。
また24時間365日、「不正検知システム」というセキュリティシステムを導入しているので、第三者による不正な使用がないか常にチェックしてくれています。万が一、不審な利用を検知した場合には、メールや電話にて利用状況の確認をしてくれますので、安心して利用できます。
次に年会費の点です。クレジットカードには年会費がかかるものも多くありますが、「お得」にクレジットカード利用したいのであれば、出費は極力避けたいところです。この「JCB CARD W」では年会費が無料なので、クレジットカードをよく使う方も、あまり使わない方でも気軽に作ることができます。
楽天カードとはどんなカード?
「楽天」の2文字は、例えば楽天市場や楽天モバイル、楽天Payなど、どこかで見たり聞いたりした方も多いのではないでしょうか。「楽天カード」は、楽天株式会社という日本企業が発行しているクレジットカードです。
この会社が運営しているのがインターネットサイトの「楽天市場」です。
売っていない物はないのではないかと思ってしまう程、実に多種多様な商品を取り扱っているショッピングサイトで、世界中の多くの方が利用しており、国内だけでも約9,000人もの会員数を誇っています。
*楽天グループ企業情報ホームページ参照
https://corp.rakuten.co.jp/about/strength.html
グループ会社には、「楽天銀行」や「楽天証券」などがあり、「東北楽天イーグルス」という東北に本拠地をおくプロ野球チームのオーナー会社でもあります。ですから、プロ野球ファンのみならず、多くの方が知っている企業が「楽天カード」を運営しているため、「楽天カード」の信頼と実績は十分といえます。
さらにネット不正あんしん制度があり、インターネット上でクレジットカードを不正に利用されても金額保証がされますし、 商品未着あんしん制度も付いているので、楽天市場内の利用内で商品未着にも関わらず店舗との連絡が困難な状態となった場合にも金額保証されます。
またカード利用おしらせメール機能まであり、カード利用後、最短で翌日、利用お知らせメールにて通知してくれます。ですから不正利用も早期発見することが可能なのです。
これだけの機能があれば、安心して利用できます。
それでは、年会費はどうかというと、こちらも年会費は無料で利用できます。安心してお得に利用できるので、利用者は年々増加しているというのも理解できます。
2枚のカードの信頼度についてチェックしたところで、「JCB CARD W」と「楽天カード」のどちらがお得に利用できるのか、比較していきましょう。
ポイントの還元率でお得なのはどっち?
まず、「JCB CARD W」の還元率を見てみましょう。
「JCB CARD W」では、カード利用1,000円(税込)ごとに2 Oki Dokiポイントが貯まるシステムとなっています。1ポイントは3~5円相当になるので、ポイント還元率は1.0%となります。また、マイル付与率だと0.6%となります。
一方、「楽天カード」の還元率はどうかというと、カードの利用100円(税込)ごとに楽天ポイントが1ポイント貯まるシステムです。1ポイントは1円相当になるので、ポイント還元率は1.0%となります。また、マイル付与率だと0.5%です。
ポイントの還元率としては、両カード共に1%ということで、引き分けとも言えますが、マイル付与率を考慮すると、「JCB CARD W」に軍配が上がります。
ポイント進呈ルールの変更について
2022年4月1日(金)より、一部サービスについて、楽天ポイントの進呈ルール(進呈対象金額)が下記のとおり変更されます。
- 変更前:消費税をポイント進呈対象金額に含む
- 変更後:消費税をポイント進呈対象金額に含まない
楽天市場の変更点
対象サービス 変更タイミング ポイント付与の対象金額 変更前 変更後 通常購入 2022年4月1日(金)00:00
以降の注文1商品ごとの税込購入金額 1商品ごとの税抜購入金額 定期購入
頒布会
予約購入2022年4月1日(金)00:00
以降に確定された注文注文確定時の税込購入金額 注文確定時の税抜購入金額 その他変更となる対象サービス
変更後のポイント進呈ルールについては、各サービスごとに条件等が異なる為、各サービスサイトをご確認ください。
※条件達成など固定値でのポイント進呈を行っているケースについては、ポイント進呈ルールの変更はございません。
※楽天ポイントカードでは、ごく一部の加盟店を除きポイント進呈対象金額に変更はございません。
ポイントの有効期限は?
次は「ポイントの有効期限」について比較してみましょう。
「JCB CARD W」のポイントの有効期限は2年です。ポイントの有効期限は1年というカードが多数ある中で、その倍の2年というのはメリットでしょう。せっかく貯めたポイントが、いつの間に消失なんていうリスクを減らすことができます。
一方、「楽天カード」では、「JCB CARD W」とは少し異なるシステムとなっています。
「楽天カード」で貯まる楽天ポイントの有効期限は、最後にポイントを貯めた月を含めた1年間と定められています。
このシステムの注目すべき点としては、新しいポイントだけではなく、既存のポイント全ての有効期限が1年間延長できるということです。
ですから楽天カードを年1回使えば、保有している楽天ポイント全ての有効期限が延長していくので、有効期限は実質無期限ということになるのです。楽天カードを定期的に利用するという方は有効期限を気にせずに利用していけるでしょう。
カードの利用の仕方によって、どちらがよりお得なのかは変わってきますが、ポイントの有効期限に関しては、両者引き分けとします。
ポイント利用先は?
貯めたポイントは、是非ともお得に利用したいところです。
では次に、「貯めたポイントの利用方法」について比較しましょう。
まず「JCB CARD W」ですが、ポイントは、ギフトカードや各種共通ポイント、マイルなど一般的に利便性が高い物品やサービスと交換が可能です。多種多様なアイテムが揃っているので、実際には現金感覚で利用することができます。
特に「JCB CARD W」の場合、インターネットショップamazonやコンビニエンスストアのセブンイレブンをはじめとしたJCBパートナーズ加盟店で利用するとポイント還元率がなんと2.0%にもなりますので、大きなメリットとなります。
「楽天カード」では、楽天市場や楽天ブックス、kobo、楽天トラベルといった楽天グループが運営するネットサイトで1ポイント1円相当で利用することが可能です。
またマクドナルド、ミスタードーナツ、ポプラ・生活彩家、ツルハドラッグ、ダイコクドラッグ、大丸・松坂屋、出光などの実際に存在する店舗でも利用できます。2017年8月1日からはスマホアプリ「楽天ペイ」を活用すれば、コンビニエンスストアである「ローソン」でもポイントを利用できるようになっています。
楽天ポイントは、電子マネーの「楽天Edy」とも交換が可能です。この「楽天Edy」は利用可能店舗が日本最大級の電子マネーですので、こちらも現金と同じように利用できます。
「楽天Edy」を利用している方であれば、「楽天カード」の方が利便性が高いですが、「ギフトカード」と交換したい人などもいると思いますし、ポイントの使い方は人それぞれです。ですから、ポイントの利用方法に関しては、両カード引き分けとします。
特典付帯カードについては?
クレジットカードでは、女性向けのカードが用意されている場合があります。両カードについての特典付帯カードについて比較してみましょう。
「JCB CARD W」には、女性向けの限定カードである「JCB CARD W plus L」があります。こちらも本家「JCB CARD W」と同様に、年会費無料でカードの基本スペックも同一ですが、カードフェイスのデザインと女性向けの特典・有料オプションが付帯している点が異なります。
一方、「楽天カード」にも女性向けの特典付帯カードである「楽天PINKカード」があります。しかしこちらのカードの利用は、有料となっています。
ちなみに車を運転する方にとっては、ETCカードが利用できるのはメリットでしょう。「JCB CARD W」では、こちらの利用も年会費無料で利用できますが、「楽天カード」では、年会費が540円(税込み)かかります。
両者比較をすると、「お得」にカードを利用したいという観点からするとやはり無料の「JCB CARD W」に軍配があがります。
「お得」なカードをお探しなら、「JCB CARD W」が断然おススメ!
お得なカードの代表格である2つのクレジットカード、「JCB CARD W」と「楽天カード」を比較しました。極論を言えば、どのようにカードを利用するか、利用したいのかで、本当にお得なカードは変わってきます。例えば、楽天市場などの楽天グループでのサービスをよく利用するのであれば楽天カード、amazonやセブンイレブンなどショッピング先を特に限定しないという方であればJCB CARD Wといった具合です。
ですから自分の利用状況を見直して決めるのが良いでしょう。ただしこれから「お得」なカードを作りたいと迷っている方には、安心して利用でき、使い勝手の良いお得なカードである「JCB CARD W が断然おススメです!
まずは
これ!
JCB CARD W
年会費 | ポイント還元率 | 発行までの期間 |
---|---|---|
永年無料 | 1.0%~10.5% ※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合 |
1週間程度 |
ETCカード | 国際ブランド | ポイントサービス |
無料 | Oki Dokiポイント |
- 年会費永年無料
- 日々の利用でポイントが貯まりやすい
- 貯めたポイントでディズニーなどの入場券と交換可能
JCB CARD Wは18歳から39歳までの方限定で入会できるクレジットカードであり、この年齢の間に入会した方は40歳以降も年会費無料で持ち続けることができます。
また、Amazonやセブンイレブン、スターバックスなどのパートナー店で利用すると最大21倍のポイント還元があったり、貯めたポイントをディズニーやUSJなど始めとしたテーマパークの入園パスや併設のホテルの宿泊券との交換や様々なアイテムやサービスとの交換も可能です。
そして、支払い方法がApple PayやGoogle
Payと紐づけることができたり、カード自体もタッチ決済が可能です。加えて、自分で設定した利用金額が超えたりした場合に届く
年会費 | 永年無料 |
---|---|
ポイント還元率 | 1.0%~10.5%% ※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合 |
ポイントサービス | Oki Dokiポイント |
追加カード | ETCカード・家族カード |
電子マネー | Apple Pay・Google Pay QUICPay |
国際ブランド | JCB |
利用可能額 | - |
国内旅行保険 | - |
海外旅行保険 | 最高2,000万円(利用付帯)※1 |
ショッピング保険 | 最高100万円(海外のみ)※2 |
注釈(※)の詳細はこちら
※1:事前に「搭乗する公共交通乗用具」または「参加する募集型企画旅行」の料金をお支払いになった場合に適用あり※2:自己負担額1回の事故につき10,000円です。
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