クレジットカードの利用限度額を増額(増枠)する3つのポイント
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例えば旅行、結婚式などで予想外の出費があるときに便利なのがクレジットカードですが、中には予定がかさなり、利用額が足りなくなったという経験はありませんか。
クレジットカードは申し込んで手元に届いて確認すると、使用できる限度額が設定されていますが、使用している途中で急な出費が生じることもよくあります。
そんな時に、クレジットカードの使用できる金額が増えればいいのにと誰もが思うことでしょう。
実はクレジットカードの利用限度額は申請で増枠することができます。 ただし、そうする場合、その希望をクレジット会社へ申し込み、今までの利用履歴をクレジットカード会社が見て判断し、問題がないことが確認されてはじめて、クレジットカードで利用できる金額が多くすることが可能となります。
つまり、クレジットカードの申し込み時と同じように審査をクリアすれば増枠できるのです。
増額申請の種類と再審査とは?
増額は必ず使用目的別に選ぼう
「増額」と一口に言っても、対象となる枠は「キャッシング」「ショッピング」「総利用」の3種類あります。
「キャッシング」はATMやCDからお金を借りることを指します。急な出費などに利用することができますが、手数料や金利などがかかります。
「ショッピング」は通常の買い物での支払いを指します。カード会社によって月ごとの期間制など、形態が大きく異なります。
「総利用」は総利用枠、総利用可能枠、総枠などといった呼び方もされます。クレジットカードで使える金額すべての枠のことで、カードによってはショッピング枠とキャッシング枠を合わせた総利用枠が設定されているところがあります。
どの利用枠を増やしたいのか、目的によって増枠の対象を区別しましょう。
増額したい期間も考えて選ぼう
クレジットカードの増額は「限度額をいつでも使えるように大きくしておきたい場合」「一時的な大きな出費に備えて増額したい場合」とで区別して申請ができます。
例えば、海外旅行でその月だけ利用金額を増やしたい場合は「一時的な増額」を申し出ればよく、一度増額させて、また元の額に減額させる、といった二度手間を踏む必要はないのです。
どちらも申請時に各々の基準の再審査があるということだけは覚えておいてください。
再度の審査とは
現在のクレジットカードの利用限度額が多く設定されている方は、収入に応じて返済できるかをクレジットカード会社で判断するため、申し込むことを躊躇する場合もあるかと思います。
どのようなケースでも、クレジットカードの利用限度額を増額する時には、クレジットカードを申し込む時のように再審査があります。
審査の基準は、
- 現在の収入
- 今までの支払いがスムーズにされてきたかどうか
という点になりますので増額申請前には一度、過去の利用状況を自分で確認してみましょう。
再度の審査に不安を感じることもあるかもしれませんが、クレジットカードをさらに多くの金額で利用できると便利だと思いませんか。
急な出費がある場合、海外旅行へ出かける際、そしてクレジットカードの自分が設定した限度額では不足する場合、利用限度額を増額したくなる人がいるかと思います。
誰でも急な出費や仕事や生活上の変更がありますので、クレジットカードの増額ができる3つのポイントがあることを知っておけば、いざというときに安心感です。
増額するための3つのポイント
- 良好なクレジットヒストリーで信頼性を高める
- 一時的な増額は明確な理由と金額を伝える
- 収入に応じた金額の増額予算をたてる
増枠を考えているなら、上記の3つのポイントを押さえておきましょう。
良好なクレジットヒストリーで信頼性を高める
再審査の際には、クレジットカードを作る時と同様に、クレヒスのチェックがされます。希望する金額を増額できるようにするため、クレジットカードの返済の延滞など、信頼性を低くする行為は絶対に避けましょう。
そうすると、増額を申し込んでも返済できるという確信をクレジットカード会社側では持つことができないため、難しくなります。
増額前に一度返済が滞ってしまった経験のある方は、一定期間返済を続け、もう一度信頼を得てから増額の審査に通りやすくなります。
一時的な増額は明確な理由と金額を伝える
一時的にまとまった金額が必要で増額したい場合には、クレジットカード会社に旅行や引越しなどの明確な理由と増額したい金額を伝えることが大切です。
クレジットカード会社側も使用先がわかっていれば、なるべくそれに準じた額を用意できるよう真摯に応えてくれます。
収入に応じた金額の増額予算をたてる
収入に応じて返済できる金額設定も大事です。この位の時期に返済し終えられるというプランも立てて、上手にクレジットカードを使っていきましょう。
具体的な額が自身でうまく決められないときは、次の「増額できる金額の計算方法」を参考に考えてみてください。
増額できる金額の計算方法
クレジットカードの増額には、キャッシングとショッピングの両方があります。各々法制度で定められる利用限度額が決まっているので、チェックしましょう。
キャッシングの増枠
キャッシング枠の増額設定額は収入の1/3を超えられないという規則があります。 クレジットカード会社全体に、総量規正という規制がかけられているためです。
総量規制とは
総量規制とは、貸金業法という法制度により、1人のキャッシング額が年収の1/3までと決められている制度です。
そのため、キャッシング利用限度額の増額を考える時は、収入の1/3以内になっているかどうかを、確認しましょう。
増額申請で注意してほしいのは、クレジットカードは一般的にキャッシング枠が50万円を超える場合、収入証明書を提出する必要があります。 これはJCBカード、楽天カード、オリコカード等を含め、全てのクレジットカードに言えることです。
収入証明書とは
収入証明書は所得証明書とも呼ばれます。クレジットカード会社で支払いが行えるかどうかを判断するためですが、この1年間にどれだけの収入があったかを証明するものです。
キャッシングの枠が50万円以上の場合、この収入証明書をクレジットカード会社へ提出することが必要になります。
市役所で申請し、発行してもらうことができます。市役所によっては、代理人による申請や郵便による申請も可能です。
ショッピングの増額
ショッピングの増額は、キャッシングとは審査が異なります。 返済ができなくなることを避けるため、購入の限度を設けてクレジットカード会社では利用する方の収入・債務・生活費を検討し、ショッピングでの支払いが可能な額を計算しています。
学生や無収入の方を除き、割賦販売法により、年収から生活費を引いてから、さらにクレジットカードの返済額を引き、残った金額(ショッピングの支払い可能額)に対して0.9%を掛けた金額までは増額できます。
(例)年収500万円、生活費240万円、クレジットカードの債務額が90万円の場合
500万円-240万円-90万円=170万円(ショッピング設定額)
170×0.9%=153万円(増額できる最大金額)
一時的な増額は審査が易しいですが、1ケ月の期間でしか利用できません。一方、恒久的な増額は審査が厳しくはなりますが、ずっと増額した金額を利用できることになるため、現在の設定金額では不足しがちである方はこちらの方法を選びましょう。
限度額の平均
一般的な計算方法をご紹介しましたが、クレジットカードは種類によって限度額の範囲が定められています。いくら大きく設定したくても、対応していないカードもあるので、確認しておきましょう。
限度額範囲 | 初期の平均額(※) | |
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オリコカード・ザ・ポイント |
ショッピング枠:10~300万円 キャッシング枠:10~100万円 |
10~100万円 |
JCB CARD W |
個別に設定 | 10~100万円 |
楽天カード |
ショッピング枠:10~100万円、キャッシング枠:0~90万円 | ショッピング枠:10~50万円、キャッシング枠10~20万円 |
JCBカードのように、とくに範囲は決められておらず、審査で個別に収入などからカード会社が決めた独自の基準から限度額が設定されるカードがあります。
また、いずれのカードも、ショッピング枠とキャッシング枠を合わせた総利用枠も設定されるので、たとえショッピング枠100万円、キャッシング枠100万円が設定されたとしても、足した額である200万円が使えるわけではないので注意しましょう。
もし限度額の範囲以上の設定をしたい場合は、クレジットカードを一般からゴールド、プラチナなどにランクアップさせたり、クレジットカード会社を変更することなども検討してみましょう。
※初期の平均額は、申込者のクレジットヒストリーや収入などにより、大幅に変わります。あくまでも目安として、参考程度にお考えください。
限度額に関する注意点
限度額が勝手に上がることがある
クレジットカードを利用していると、申請をしていないのに自動的に限度額が上がることがあります。
クレジットカード会社は定期的に利用状況を確認する「途上与信」を行っています。途上与信の評価が高ければ、限度額が引き上げられることがあります。
信用度が上がっているというプラス評価ではありますが、使いすぎを避けて利用額を低く設定していた方や、高額な不正利用防止を考えていた方は、利用限度額を下げる申請が必要になります。
一般的に、限度額の引き上げはハガキやメールなどでお知らせが届きます。クレジットカード会社からの連絡はしっかり確認するようにしてください。
限度額を上げる申し込みをして逆に限度額が下がる可能性もある
利用限度額を上げる申し込みをした際、現在の限度額よりも下げられてしまう可能性があります。
再審査で信用情報機関にクレヒスをチェックされた際、支払いの延滞などの問題を起こした情報があると、カード会社はリスク回避のために減額してしまうのです。
また、収入の変化によって減額されるケースもあります。クレジットカードの利用限度額は割賦販売法に基づき設定されます。 「ショッピングの増額」でその計算方法をご紹介しましたが、収入が下がると支払い可能な見込み額が下がるため、その金額を超過しないよう限度額も下がります。 年収は自己申告制となっていますが、大きく申告してしまうと、虚偽申告として最悪カード利用停止にもつながります。
減額に落ち込む方もいるかとは思いますが、この減額は返済能力を見越してクレジットカード会社が診断してくれた上の減額です。過剰な利用を抑制し、返済できなくなる最悪のケースを避けられると受け止めましょう。
増枠申請以外で増枠する裏技!
現在使っているクレジットカードの利用額が多く設定されており、収入の1/3に近い状態の方は、増額できるか不安になることがあるのではないでしょうか? また、よく利用額を大きくしたいけれど、元々のクレジットカードの最大限度額が低く、申請しても上げられないと困る人もいるかと思います。
ランクを上げるのも手ですが年会費が増える可能性があるため、年会費無料のクレジットカードを1枚新規で作るのがおすすめです。
とくにもう1枚持つカードとしておすすめなのが、ACマスターカードです。
急な出費ですぐにでもお金がほしいときにも、ACマスターカードなら審査で発行が可能です。
増額申請は、これまでの利用履歴などを参照し審査されるので簡単にすぐできるものではなく、それなりの時間がかかってしまいます。 時間がないときは、増額するよりも新規でACマスターカードに申込みをした方が圧倒的に早いです。この驚異的なスピードなら急な出費にも対応できます。
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カード発行も、WEBで申し込みした後、自動契約機(むじんくん)で発行できるのでスムーズでスピーディーに受け取ることができます。
支払い方法は一括払いも可能!
パソコンやスマホから銀行振込もでき、セブン銀行やアコムATMから入金もできます。 他のクレジットカードとは違い、リボ払いなどで毎月決まった金額を支払うのではなく、利用者の都合に合わせることができます。 今月は少額・来月は多めに返済と金額を調整して返済することができるのがメリットです。
このように、急いでいるときに無理に増額をするのではなく、審査、カード発行のACマスターカードを別に持つことで断然早く出費に対応できることでしょう。
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このカードの特徴として、ポイントが全てキャッシュバックの形で還元されます。クレジットカードのポイントを貯めることにあまり魅力を感じない方や、ポイントの利用方法を考えるのが億劫だという人は自動キャッシュバックがついているこのカードは非常に簡単に持てると感じやすいです。
また、一定以上の収入が安定していれば、パートやアルバイトの方でも発行ができるのも魅力の1つです。
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