ガソリンスタンドで多くのデビットカードが使えない理由とは?数少ない利用できるカードはどれだ!
デビットカードがガソリンスタンドで使えない理由とは?
全国にあり、車を運転する上で命綱となるのがガソリンスタンドです。
そんなガソリンスタンドの利用額は予想以上にかかってしまうことが多く、ポイントが貯まるからと支払日にまとめて口座から引き落とされるクレジットカードと利用すると残高不足になる危険性があります。
そのため、ガソリンスタンドでの多額の支払いでも残高不足に備えたいという方にはデビットカードがおすすめと言えるかも知れません。
デビットカードは決済すると同時に銀行から利用額が引き落とされる仕組みです。
そのため即時性に優れており、クレジットカードのように毎月にまとめて引き落としというシステムではなく、発行申請をしても厳しい審査を受ける必要もありません。
ただし、デビットカードはガソリンスタンドでは基本的に利用できないという弱点があります。
デビットカードがガソリンスタンドで使えない理由
ガソリンスタンドでデビットカードが利用できない理由として、クレジットカードとデビットカードのシステムの違いがあります。
クレジットカードを用いての決済は、仮売上と実売上という手順があります。
実売上、、、仮売上後に、売上確定したもの
※仮売上処理日時より、60日以内
そして、デビットカードはクレジットカードにある仮売上の時点で銀行から直接引き落とします。
これによって、デビットカードには仮売上という手続きをとることができないため、ガソリンスタンド側は給油をしてもデビットカードから引き落とせないという事態を防ぐためにデビットカードの利用を一律禁止しています。
ただし、ガソリンスタンドでも利用できるデビットカードというのも一部ですが存在します。
ガソリンスタンドでデビットカードを利用したいという方には、これから紹介するデビットカードの4枚がおすすめです。
ガソリンスタンドでも使えるデビットカード4枚
PayPay銀行VISAデビットカード
PayPay銀行VISAデビットカードは国際ブランドがVISAで年会費が無料ですし、15歳以上の方が発行できます。
国際ブランドがVISAということから、国内外に加盟店舗があるので、海外旅行にも活用可能です。
キャッシュバックモール掲載ショップにてカード払いをすると、1ヶ月に1回、利用額の1%がキャッシュバックされます。
ガソリンスタンドでPayPay銀行VISAデビットカードを利用した場合、実際に引き落とされるのは1週間から2週間、場合によってはそれ以上かかることもあります。
また、預金残高が3,000円未満だと、利用額に関わらずデビットカードをガソリンスタンドには使えません。
さらに、デビットカードでのガソリンスタンドの利用は3日間に3回までとされているので、長距離車旅行の際には注意が必要です。
デビットカード(Mastercard)
往信SBIネット銀行デビットカードのデビットカード(Mastercard)は年会費無料で、15歳以上の方が発行できます。
1000円につき8ポイントのスマプロポイントを獲得できる還元率0.8%です。
また、カードを盗難や紛失となった場合に、不正利用された際は届出日から30日前までさかのぼって年間最高100万円まで補償してもらえます。
ガソリンスタンドでもしっかり利用できますし、盗難紛失補償もあるので長旅にも安心性の高いデビットカードと言えるでしょう。
楽天銀行ベーシックデビットカード
楽天銀行デビットカードは国際ブランドがVISAとJCB、Mastercardから選ぶことができ、年会費が無料です。
どの国際ブランドも楽天ポイントの還元率が100円につき1ポイントの還元率1.0%となって、高いポイント還元率のデビットカードとなっています。
ガソリンスタンドのチャージには10,000円以上の預金残高が必要というのも忘れないように気をつけましょう。
イオンデビットカード(VISA)
イオンデビットカードはVISAブランドならばガソリンスタンドでも利用できます。
イオンデビットカードは年会費が無料で、18歳以上の方が発行できるものとなっています。
買い物安心保険によってカード払いで購入した商品が購入日から180日以内に破損や紛失などになった際は、年間最高50万円の補償をしてもらえます。
さらに、カードが紛失や盗難となった場合に不正利用されてしまったら損失が補償されます。
またイオンデビットカードはカード払いによってときめきポイントが貯まるようになっており、200円で1ポイント貯まる還元率0.5%です。
イオングループ対象店舗ならば還元率が2倍ですし、「ときめきWポイントデー」にて毎月10日はカード払いで還元率2倍という特典もあるので、見逃せません。
割引特典もあり、毎月20・30日の「お客さま感謝デー」では、イオンやマックスバリュ―などで、カード払いすると料金5%OFFにしてもらえます。
ガソリンスタンドで使う場合の注意点
ガソリンスタンドにて利用可能なデビットカードはいくつかありますが、多くの場合に共通するのは「預金残高が給油しても支払えるくらいにある」ということと、「不正利用をしていない」ということが重要になります。
給油をしてからカード払いするという関係上、デビットカードに十分な預金残高がないと対応してくれず、デビットカードの利用に不備があるという方は、ガソリンスタンドでの支払いが禁止されてしまいます。
デビットカードでガソリンスタンドを支払いたいという方は、高く見積もって1万円以上は預金残高に残しておくのを意識しておきましょう。
審査が不安でない人やデビットカードにこだわりがない人はクレジットカードが無難
デビットカードは基本的に審査がないため、審査が不安な方から人気のカードですが、もしデビットカード自体にあまりこだわりがないならクレジットカードを作るのが運用的にも無難です。
クレジットカードの発行も検討してみよう
券面 | |||
---|---|---|---|
年会費 | 無料 | ||
申し込み資格 | 18歳以上で日本在住の方(高校生を除く) | 18歳以上でご本人または配偶者に安定した収入のある方(高校生を除く) |
18歳以上であること(高校生を除く) 本人名義の口座をお支払い口座として設定 |
ポイント | 還元率1%~ | 還元率1.2%~ | 還元率1%~ |
補償や特典 | 楽天サービスの利用でポイント還元率が最高倍 | リクルートカード参画サービス利用で最大4.2%還元 | dカードケータイ補償 |
紹介した3枚のクレジットカードはどれも年会費が無料で、ポイント還元率が高く扱いやすい、どなたにもおすすめできるカードとなっています。
車移動をする方はガソリンスタンドでデビットカードの利用を
デビットカードはクレジットカードと違って決済から即時引き落としされる仕組みとなっており、発行もしやすいという利点を備えています。
ただし、基本的にはガソリンスタンドではデビットカードを利用することができません。
しかし、以下のようにガソリンスタンドで使えるデビットカードがあります。
- PayPay銀行VISAデビットカード
- デビットカード(Mastercard)
- 楽天銀行ベーシックデビットカード
- イオンデビットカード(VISA)
車を運転する際の必須になるのがガソリンスタンドでの決済です。
ポイント還元率を高めたい方はPayPay銀行デビットカードや楽天銀行ベーシックデビットカードを発行し、盗難補償が欲しい方はデビットカード(Mastercard)、イオングループ店舗をおトクに利用したいならばイオンデビットカード(VISA)を発行しましょう。
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