セリアでクレジットカードは使えるのか?セリアでお得になる支払い方法を紹介します
便利な商品やおしゃれな雑貨が100円で買えることが人気のセリアは、消耗品やインテリア雑貨、クラフト用品、収納用品やこどものおもちゃなど、生活に役立つ商品が揃っています。
セリアは、高額商品の幅を広げている大手100円ショップと違い、100円にこだわりをもって商品を作っているお店で、魅力的な商品をつい買いすぎてしまうという方も多いでしょう。
立ち寄る頻度が多い店舗であるだけに、支払いでお得になる方法があるのか、キャッシュレス決済での支払いを中心に確認していきましょう。
・セリアではクレカが使えるお店と使えないお店がある
・ただし、2024年3月頃に全店で使えるようになる予定
・クレカのほか、電子マネーやQRコード決済も可
・還元率の高いクレカで支払うのが一番お得
セリアでクレジットカードは使えない?実は一部店舗では可能
以前からショッピングモールやファッションビルに入っていた店舗では、ショッピングモールやビルで導入されている決済方法が利用できることはあっても、支払いは有人レジで現金のみという店舗も多くありました。
100円ショップは薄利多売というビジネスモデルがあり、特に100円という価格をできる限り維持するというセリアでは、現金支払いが優先されていたということが推測できます。
一部店舗では利用可能
ショッピングモールやファッションビル内の店舗や大型店など、以前から一部の店舗ではクレジットカードでの支払いを行うことができました。
セリアではセルフレジの導入が進められており、24年の3月中には全店舗でセルフレジが使えるように拡大していき、すべてのセルフレジをQRコード決済に対応していく予定となっています。
いつも利用している店舗はまだ有人レジしかないという場合でも、近いうちにセルフレジの導入や、それに伴うクレジットカードなどのキャッシュレス決済が使えるようになることが明らかになっており、ユーザーにとって益々使い勝手がよくなることが見受けられます。
新型のセルフレジで利用することのできるクレジットカードは、VISA、マスターカード、JCB、アメリカン・エキスプレス・カード、ダイナースクラブとなっており、タッチ決済も利用可能となっています。
セリアでクレジットカード以外の支払い方法は対応しているのか?
セリアではセルフレジの導入の促進と同時に、すでにセルフレジの使える店舗でもQRコード決済に対応している新しいタイプに入れ替えていくことが予定されており、使える支払い方法が増えていくことが予測されます。
電子マネーも一部店舗で対応している
セルフレジや一部の大型店舗やショッピングモール内の有人レジなどでは、クレジットカードだけではなく、電子マネーの利用も進んでいます。
使える電子マネーは交通系ICカードやQUICPay、iD、WAON、nanaco、楽天Edyなどを利用することができます。
電子マネーは支払いに使うことはできますが、チャージをすることはできないため、事前にお金が入っているかどうかを確認しておく必要があります。
QRコード決済も一部の店舗で対応している
新型タイプのセルフレジでは、一部のQRコード決済の利用に対応しており、PayPay、d払い、au PAYの他、メルペイやファミペイなどを利用することができます。
各種キャッシュレス決済が利用可能かどうかは店舗に直接確認が必要
24年の3月期までにセルフレジとQRコード決済の導入が進められているセリアですが、現在どの店舗がクレジットカードの利用やセルフレジが導入されているかということは、公式サイトに記載されていません。
クレジットカードが利用できるかどうかは、ある日突然変わる可能性があり、ネット上の情報では正確性に欠けるため、直接店舗に確認する必要があります。
セリアでお得になる支払い方法はクレジットカード
セリアには独自のポイントシステムがなく、まとめ買いなどを行っても割引されるといったこともないため、ただ購入しているだけではお得な買い方を行うことはできません。
セリアで手っ取り早くお得なお買い物をするには、キャッシュレス決済に対応している店舗で還元率の高いクレジットカードを使うことが早道となります。
新型タイプのセルフレジが置いてある店舗では、クレジットカードがタッチ決済であればそのままタッチでの支払いをスムーズに済ませることができるため、いつものカードのポイントを貯めていくことができます。
また、クレジットカード自体にタッチ決済の機能がついていない場合でも、スマホアプリのApple PayやGoogle Payにクレジットカードを登録して、QUICPayで支払うという方法があります。
PayPayやメルペイなど、普段利用しているコード決済以外は使いたくないという場合以外であれば、高還元のクレジットカードを利用することを検討してみましょう。
還元率が1.0%以上のクレジットカードを利用することで、セリアだけではなく、クレジットカードを利用できる店舗ではどこでもお得にポイントを貯めていくことができます。
QUICPayなどのスマホ決済に登録して併用することで、クレジットカード自体の支払いができない店舗でも支払いが可能になります。
それによりカードのポイントを貯めることができ、利用するカードを統一することで、ポイントがあちこちで散らばって貯まってしまったり有効期限が過ぎてしまったりして管理が難しいといった面倒もありません。
セリアのお買い物はもちろん、いつもの支払いをお得にすることのできる2枚のクレジットカードの詳細を確認していきましょう。
通常還元率が高いリクルートカード
1.0%以上のポイント還元のあるクレジットカードが高還元率カードといわれますが、リクルートカードはどこで使っても通常1.2%の還元率となっているため、超高還元率カードといえるでしょう。
リクルートカードは年会費永年無料で、カードブランドはマスターカード、VISA、JCBから選ぶことができ、JCBのブランドを選択するとタッチ決済の機能が備わっています。
追加カードとして、年会費無料の家族カードとETCカードを作ることができ、カードブランドがマスターカードやVISAの場合はETCカードの新規発行手数料が税別1,000円で年会費は無料、JCBブランドの場合は新規発行手数料と年会費は無料となっています。
カード付帯サービスとして、旅行代金をリクルートカードで支払うことで、海外旅行で最高2,000万円、国内旅行では最高1,000万円の旅行傷害保険が適用されます。
国内でも海外でも、カードで購入した商品が盗難や破損などの損害を被った場合には、年間200万円のショッピングガード保険を利用することができます。
リクルートカードの通常の還元率は1.2%となっており、1万円の利用→120円分のポイントが貯まり、ホットペッパービューティーやじゃらんnetなどのリクルートサービスではさらにポイントアップします。
電子マネーのチャージにはポイントが加算されないクレジットカードは多いですが、リクルートカードは月間3万円まではポイントの加算対象となっています。
加算対象の電子マネーは、JCBブランドではモバイルSuicaとなっており、マスターカードとVISAブランドではモバイルSuica、楽天Edy、SMART ICOCAでは月に3万円までポイントが加算されます。
貯めたポイントは、じゃらんやホットペッパービューティーなどのリクルートサービスでの利用や、Pontaポイントやdポイントなどの他社ポイントに1ポイント→1ポイントとして交換することができます。
リクルートカードは超高還元率カードであり、クレジットカードの使えるセリアでも1.2%のポイント還元で利用することができますが、いつもお買い物をしている店舗でPontaポイントやdポイントを利用することができない場合は、お得感が薄れてしまうので注意が必要です。
ポイントの取りこぼしが少ないJCB CARD W
入会が18歳~39歳に限定されているJCB CARD Wは、屈指の高還元を謳うクレジットカードで、クレジットカード初心者にもおすすめの1枚です。
カードタイプは、券面にカード番号などの記載のないセキュリティーに優れたナンバーレスタイプか、ネットショッピングなどでカード番号を確認しながら利用できる裏面に番号が記載されたタイプの2種類から選ぶことができます。
年会費は永年無料で、カードブランドは日本初の国際ブランドであるJCB、18歳~39歳で本人か配偶者に安定して継続した収入のある方か学生の方が申し込むことができます。
追加カードとして、年会費無料の家族カード、年会費無料のETCカードを作ることができるほか、Apple PayやGoogle Payに登録をして、QUICPayとして使えます。
カードの付帯サービスとして、旅行代金をカードで支払うことで最高2,000万円の海外旅行傷害保険の適用となり、海外で購入した商品の損害に対するショッピングガード保険が年間100万円限度として利用することができます。
通常税込み1,000円→1ポイントのところ、JCB CARD Wでは1,000円→2ポイントのOkiDokiポイントを貯めることができ、スターバックスやAmazon、セブンイレブンなどのJCBオリジナルシリーズのパートナー店での利用は最大21倍のポイントが付与されます。
貯めたポイントはAmazonでのお買い物に1ポイント→3.5円相当としての利用や、1ポイント→4円相当としてスターバックスカードへのチャージ、ANAマイルやnanaco、楽天ポイントなどの他社ポイントへの交換などに使うことができます。
JCB CARD Wは毎月の利用金額の合計に対してポイントが付与されるため、100円ショップなどで1,000円以下の買い物が多い場合でも、ポイントの取りこぼしが少なくなります。
セリアでのお買い物では、クレジットカードのポイントを貯めることがお得への近道ですが、セリア以外でも自分がよく利用している店や、利用によって貯めたポイントを使いやすいものを選ぶことで、日常に多くの還元をもたらすことができます。
自分の行動を改めて見直すことで、自分にとって魅力的なクレジットカードを検討し、日々のお買い物のお得度をより高めていきましょう。
JCB CARD W
年会費 | ポイント還元率 | 発行までの期間 |
---|---|---|
永年無料 | 1.0%~10.5% ※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合 |
1週間程度 |
ETCカード | 国際ブランド | ポイントサービス |
無料 | Oki Dokiポイント |
- 年会費永年無料
- 日々の利用でポイントが貯まりやすい
- 貯めたポイントでディズニーなどの入場券と交換可能
JCB CARD Wは18歳から39歳までの方限定で入会できるクレジットカードであり、この年齢の間に入会した方は40歳以降も年会費無料で持ち続けることができます。
また、Amazonやセブンイレブン、スターバックスなどのパートナー店で利用すると最大21倍のポイント還元があったり、貯めたポイントをディズニーやUSJなど始めとしたテーマパークの入園パスや併設のホテルの宿泊券との交換や様々なアイテムやサービスとの交換も可能です。
そして、支払い方法がApple PayやGoogle
Payと紐づけることができたり、カード自体もタッチ決済が可能です。加えて、自分で設定した利用金額が超えたりした場合に届く
年会費 | 永年無料 |
---|---|
ポイント還元率 | 1.0%~10.5%% ※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合 |
ポイントサービス | Oki Dokiポイント |
追加カード | ETCカード・家族カード |
電子マネー | Apple Pay・Google Pay QUICPay |
国際ブランド | JCB |
利用可能額 | - |
国内旅行保険 | - |
海外旅行保険 | 最高2,000万円(利用付帯)※1 |
ショッピング保険 | 最高100万円(海外のみ)※2 |
注釈(※)の詳細はこちら
※1:事前に「搭乗する公共交通乗用具」または「参加する募集型企画旅行」の料金をお支払いになった場合に適用あり※2:自己負担額1回の事故につき10,000円です。
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