一定条件で招待されるJCBゴールド ザ・プレミアの実力に迫る

JCBゴールド ザ・プレミアとはこんなステータスカード

JCBゴールドのワンランク上のクレジットカードにあたるのが、JCBゴールド ザ・プレミアです。これは、JCBゴールドのサービスはそのままに、よりサービスを充実させたもので、その名の通りにプレミア感あるカードフェイスも見栄えがします。

JCBゴールド ザ・プレミアはどんなカードなのか探っていきましょう。

JCBゴールド ザ・プレミアの特徴


・プライオリティ・パス


世界約130の国や地域、約500の都市で約1,000ヵ所の空港ラウンジを無料で利用できる「プライオリティ・パス/プレステージ会員」の年会費399米ドルが無料となります。家族会員はこれに申し込みできませんが、同伴者料金として27米ドルでのラウンジ利用が可能です。

一般的なゴールドカードで利用できる空港ラウンジは手荷物検査前にあるものが大多数ですが、プライオリティ・パスでは手荷物検査後にある空港ラウンジも使えるので、搭乗時間の直前までゆったりくつろげます。

・JCB Lounge 京都


京都駅ビル内に、JCBゴールド ザ・プレミア会員(家族会員含む)が利用できる「JCB Lounge 京都」という休憩ラウンジが用意されています。ここは、JCBカードやその提携カードの中でも「プレミアム」や「プラチナ」の名が付く最上位カードの持ち主だけが使えるラウンジです。

このラウンジには無料Wi-Fi完備の休憩スペースのほか、手荷物を預けられるサービスもあるため、移動途中に数時間だけ京都観光するといったケースや、新幹線の時間を待っている間に駅ビルでショッピングする際などに大変便利です。

・ダイニング30


対象店舗で事前予約し、JCBゴールド ザ・プレミアで支払うと、合計代金かコース料金が30%引きになるサービスです(利用できるコースが指定されていることがあります)。この割引はカード会員のグループ全員分に適用されますが、店によって人数制限が設定されています。

・旅行傷害保険


JCBゴールド ザ・プレミアにはゴールドカードと共通のサービスとして、最高1億円の海外旅行傷害保険と最高5,000万円の国内旅行傷害保険が付帯しています。さらに、500万円限度のショッピングガード保険や、国内・海外航空機遅延保険なども付帯します。

以上のように、JCBゴールド ザ・プレミアには、旅行とグルメを楽しむ人にとって大変便利なサービスが充実しています。


JCBゴールド ザ・プレミアを持つための一定条件とは

JCBゴールド ザ・プレミアは招待制のカードであり、毎年2月中旬ごろに対象となる会員あてにEメールで案内が届きます。招待を受けるために満たす必要がある条件は以下の通りです。

JCBゴールド ザ・プレミアの招待を受ける条件


1,招待対象となるカードをすでに所持している


JCB ORIGINAL SERIESのゴールドカードを所持していることが招待の条件となります。JCBの会員専用ウェブサービス「MyJCB」や、カード利用代金明細に印字されたカード名称の先頭に【OS】と表示されているゴールドカードであれば対象となります。

ただし、JCB ORIGINAL SERIESのゴールドカードでも一部のカードは招待対象となりません。たとえば、JCB金融機関のキャッシュカード機能付きクレジットカード(一体型カード)、利用者支払型家族カード、JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブ、JCBゴールド/PARTNER WITH POINT、JCB GOLD EXTAGE、JCBゴールド法人カード、JCBデビットゴールドなどのゴールドカードはJCB ORIGINAL SERIES対象であっても対象外となります。

2, JCBゴールドのショッピング利用合計金額が2年連続で100万円(税込)以上


利用金額の集計期間は毎年12月16日から翌年12月15までとなります。

3,JCB会員専用ウェブサービス「MyJCB」に受信可能なEメールアドレスを登録している


招待はEメールで届くので、メールアドレスの登録は必須です。毎年1月末日までに登録してある必要があります。

4,カード郵送時の送付先が日本国内であること


カードの送付先を海外住所に登録している方は招待対象となりません。

JCBゴールドの入会条件


JCBゴールド ザ・プレミアの招待の前提となるJCBゴールドの入会条件についても触れておきましょう。

JCBゴールドは、20歳以上で、本人に安定継続収入があれば申し込みでき、学生は申し込み不可となっています。ゴールドカード独自の審査基準により発行の是非が決まりますが、その基準の内容は明らかにされていません。

申し込み資格があるにもかかわらずJCBゴールドが発行されなかった人、または審査をパスする自信のない人は、まずJCBの通常カードを取得し、クレジットヒストリーを積み重ねることで、ゴールドカードの審査にパスしやすくなる可能性があります。

なお、JCBの通常カードは、18歳以上で、本人または配偶者に安定継続収入があるか、あるいは、高校生を除く18歳以上の学生であれば申し込み可能です。


JCBゴールド ザ・プレミア分の年会費を無料にするには?

JCBゴールド ザ・プレミアの招待が届いた場合、ゴールドカードからグレードアップする前に考えておきたいのが、増額となる年会費のことです。JCBゴールドのカード年会費は1万円(税別)ですが、JCBゴールド ザ・プレミアへグレードアップすると、そこへさらに5,000円(税別)の年会費がプラスされます。

ただし、その年会費5,000円は、年間100万円(税込)以上のショッピング利用で免除されるため、その場合はゴールドカードの年会費1万円のみでJCBゴールド ザ・プレミアのサービスが利用可能です。年間100万円とは1ヵ月あたり約8万円ということですから、ほとんどの支払いをカード決済にすれば簡単にクリアできそうな条件です。

招待が届いた人は、すでにその免除条件を満たしているので、初年度の年会費については免除され、ゴールドカードの年会費1万円のみとなります。

なお、JCBゴールドの家族会員(1枚につき年会費1,000円/税別)については、JCBゴールド ザ・プレミア分の年会費はかからないので、年会費1,000円だけでJCBゴールド ザ・プレミアのサービスを受けられることになります。

家族会員はプライオリティ・パスの無料申し込みができませんが、本会員と一緒であれば27米ドルの同伴者料金で利用できるので大きな不便はなさそうです。


期限が5年間だから貯めやすいJCBゴールド ザ・プレミアのポイント制度

最後に、ポイント制度もチェックしておきましょう。

JCBカードにはOki Dokiポイントというポイント制度があり、利用金額1,000円(税込)につき1ポイントが付与されます。交換先によってポイント交換レートは異なりますが、nanacoポイントならOki Dokiポイント1p=nanacoポイント5p(5円相当)となり、ポイント還元率は0.5%となります。

これは、クレジットカードの中では比較的低いポイント還元率ですが、JCBゴールド ザ・プレミア会員の場合、年間100万円(税込)以上のショッピング利用でポイントが60%アップし、年間300万円(税込)以上のショッピング利用でポイントが70%アップするため、ポイント還元率は前者の場合で0.8%、後者の場合で0.85%と、いわゆる高還元カードに迫るものとなります。

さらに、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどのネットショップを利用するときに、JCBのショッピングサイト「Oki Dokiランド」を経由すると、還元率が0.5〜9.5%上乗せされ、ポイント還元率は1.3〜10.35%となります。

ほとんどのショップは0.5%の上乗せにとどまりますが、それでも、1.3〜1.35%のポイント還元率となるので、ほかのクレジットカードと比べても還元率の点で決して見劣りしません。

ポイントを貯める上でJCBゴールド ザ・プレミアの大きなメリットといえるのが、そのポイント期限の長さです。JCBの一般カードのポイント期限は2年間、JCBゴールドは3年間のところ、JCBゴールド ザ・プレミアでは5年間の期限が設定されています。

このようにポイント期限が長いと、ポイントが貯まりきらないうちに期限を迎えてしまうことがなく、また、しっかり貯めて大きなお買い物や旅行などの支払いに充てるといった使い方もできます。

プラチナ相当のステイタス感とサービスを満喫できるだけでなく、ポイントも貯まりやすいJCBゴールド ザ・プレミアは、大変使い勝手のいいカードだといえるでしょう。


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