ダイナースクラブカードの家族カードについて

年会費22,000円(税別)というダイナースクラブカードはアメックスカードと並ぶ高ランク・高ステータス・高特典なクレジットカードとなっています。

そんなダイナースクラブカードには、年会費5,000円(税別)と本会員の半額以下で持てる、家族カードも用意されています。家族カードの場合、本会員と申込資格が異なります。

本会員の配偶者の方、ご両親、18歳以上のお子様
※18歳未満の高校生のお子様で、ホームステイや留学等のご予定がある場合には別途ご相談ください。

ダイナースクラブカード公式サイトより引用

このことから、27歳に満たなくても家族ならダイナースクラブカードを持てることや、緊急の際には18歳未満の高校生でも家族カードを発行できる可能性があるということが伺えます。

ダイナースクラブビジネスカードは家族カードが無い

ダイナースクラブカードは家族カードを発行できますが、ダイナースクラブビジネスカードは家族カードがありません。

その代わりに追加カードを発行でき、対象は本会員が代表者や役員を務める法人か個人事業における役職員や従業員の方で18歳以上となっています。

ダイナースクラブカードの基本情報

家族カードを発行するにあたり、改めてダイナースクラブカードがどういったクレジットカードなのかを把握しましょう。

ダイナースクラブカードの旅行傷害保険は上の表の通りです。「利用付帯」とは旅行の際に交通費用をカード払いすることで保険の対象になり、「自動付帯」はカードを所持しているだけで対象になるということです。

海外旅行や留学、ホームステイ、出張と不測の事態がいくらでも起こりうる状況のとき、海外旅行傷害保険最高1億円が自動付帯というのは強力なメリットになることでしょう。

ショッピング保険は最高500万円補償

他にも、ショッピングリカバリーによって購入日から90日以内ならばカード払いで購入した商品が破損・故障となった場合に、自己負担額1万円にて年間最高500万円の補償を受けられます。

このショッピングリカバリーは、対象者がカード本会員・家族カード会員のみならず商品をプレゼントしてもらった方でも対象となるため、非常に広範囲なショッピング保険であると言えます。

ダイナースクラブカードの特典とは

ダイナースクラブカードはアメックスカードに勝ると劣らぬ高水準の特典があります。海外旅行中コールセンターにて24時間365日の電話相談ができるのはもちろんのこと、飛行機の搭乗などに加えてホテルやグルメに関連した特典も付帯されます。

ホテル特典

提携宿泊施設にて優待価格サービスを利用できますし、ダイナース ハイアット ホテルズ アンド リゾーツにて空き室状況に応じた部屋のグレードアップ・レイトチェックアウト、ホテルによってはスイートルーム宿泊した際に毎朝食2名分が無料になるというサービスを受けられます。

グルメ特典

エグゼクティブ ダイニングにて、2名以上でコース予約をすると1名分のコース料金が無料になり、6名以上でコース予約をすると2名分のコース料金が無料になるという非常に強力な特典を利用できます。

また、ダイナースクラブカードではごひいき予約によって予約しようとした提携レストランが満員だったとしても、予約キャンセルが出た際には優先的に通知してもらえます。

トラベル特典

ダイナースクラブカードのトラベル特典は多岐にわたっています。

• トラベルデスクにて購入したパッケージツアーの料金が50万円以上の場合は2名までの部屋を1部屋サービス
• 海外滞在時は空港までのタクシーが無料
• 提携空港の指定パーキングエリアは旅行期間中ならば料金無料
• 提携空港まで電車で移動する際にはJRか私鉄特急列車が2区画分無料
• 帰国時に手荷物1個を指定した場所へ無料宅配
• 提携レンタカー会社が優待価格
• グローバルWiFiではレンタル料金が20%OFF
• 手荷物往復宅配サービスが割引
• 携帯電話のレンタルが10日間にわたって無料
• 国際線の飛行機に搭乗する時は、手荷物の一時預かり料金も15%OFFに割引
• ダイナース空港ラウンジの利用が無料

ポイントプログラムはダイナースクラブ リワードプログラム

ダイナースクラブカードのポイントプログラムはダイナースクラブ リワードプログラムで、100円につき1ポイント貯まる還元率1%となっています。ポイント有効期限は無期限です。

ダイナースクラブポイントアップ加盟店にてカード払いするとポイント還元率が2倍となる特典があるので有効活用しましょう。

貯めたポイントは1,000ポイントからANA・ユナイテッド航空・デルタ航空・アリタリア-イタリア航空・大韓航空のマイルと1ポイント→1マイル換算で交換できます。

ダイナースクラブカードのスペックについては説明したとおりですが、家族カードは本会員が受けられる特典やサービスをどれだけ共有できるのでしょうか?

ポイントの貯まり方は本カードと一緒

まずは、多くのクレジットカードと共通して家族カードでも決済によるポイントの貯まり方は共通しており、本会員が貯めたポイントと合算できます。

旅行・グルメ特典もほぼ同様に受けられる

旅行保険に関しても、家族カードだろうと海外旅行傷害保険は最大1億円が自動付帯ですし、国内旅行傷害保険は最大1億円が利用付帯です。エグゼクティブダイニングも対象となります。

空港ランジも本会員と同じサービス

また、ダイナース空港ラウンジも本会員と同じく無料利用が可能です。ダイナース空港ラウンジは元々同伴者が無料になるサービスはなく有料となるので、1年に数回一緒に海外旅行をするという方は家族カードを発行して、空港ラウンジ利用に備えるのも有効でしょう。

ダイナースクラブカードの家族カードは申込をする手段がインターネットと郵送の2つあります。

インターネットで家族カードを発行する手順

1. カード本会員専用サイトのクラブ・オンラインを登録
2. クラブ・オンラインから「追加カード・各種お申込」をクリック
3. 「家族会員入会申込書」へ進む
4. 家族カードを発行する対象カードを選択
5. 「変更」をクリック
6. 「インターネットで申し込む」か「郵送で申し込む」をクリック
7. 案内に従って手続きを進める
8. 申込完了

郵送で家族カードを発行する手順

郵送にて家族カードを発行したいという方は、まず専用申込書に必要事項を記入し、送りましょう。

申込書は、公式サイトにてダウンロードするか、電話(コールセンター:0120-074-024)で資料を請求することで手に入ります。

申込みの際の注意点

電話だけで家族カードを申し込むことはできません。郵送は手続き完了まで日数がかかってしまうため、急ぎの方はWebから申込みましょう。

また、こちらでご紹介しているのはダイナースクラブカードの例です。JALダイナースカードや発行元がダイナースクラブでないカードは方法が異なりますので、ご注意ください。

ダイナースクラブカードの総まとめ

ダイナースクラブカードはアメックスカードと並ぶ非常に高いステータス性と有力特典を揃えたクレジットカードです。ポイント還元率が1%で、当倍率にてANAマイルなどと交換できます。

付帯サービスには、空港ラウンジの無料利用や高額な旅行傷害保険、エグゼクティブダイニングにて2名以上の提携レストランのコース予約で1名か2名のコース料金を無料にできる特典などがあります。

家族カードは大きなメリットがある

そして、ダイナースクラブカードは年会費5,000円(税別)にて家族カードを発行できます。

家族カードの利用分でゲットしたポイントも本会員分と合算できますし、空港ラウンジの無料利用や海外旅行傷害保険、ショッピングリカバリーにて買い物保険も対象になります。そしてエグゼクティブダイニングも対象になるので、グルメ・トラベル・ショッピングにて非常に強力なメリットを利用できます。

旅行にも買い物にも心強い保険になることでしょう。さらに、家族カードは通常ならば有料な空港ラウンジを無料利用できるようになるので、海外旅行が多い方にぜひともおすすめです。