クレジットカードを作るタイミングは大学生や専門学生になってから持つ方や、社会人になってから申し込む方など人それぞれですが、クレジットカードは申し込めば必ず入会できるというものではなく、申し込みを行い、クレジットカード会社で審査を受けて、審査に合格した方に発行されるアイテムです。
クレジットカードで買い物をする際には、現金をその場でやり取りすることなくクレジットカードを提示して署名することで決済が完了し、翌月にクレジットカードの決済金額が指定の銀行口座から引き落とされることになるので、一旦はクレジットカード会社が決済金額を立て替えた状態になることから、クレジット=信用に基づいて発行されています。
そのためクレジットカードによって申し込める対象となる方が異なっており、ステータスカードと呼ばれるゴールドカードなどは多くの場合25歳や30歳以上の方ではないと申し込みすら出来ないものもあります。
クレジットカードを申し込むにあたり、審査の内容は公表されていないのですが、どのクレジットカードにも「申し込み資格」というものがあり、クレジットカードの申し込みが出来る方の最低条件が記載してあります。
東和カード・イニシャル・アメリカン・エキスプレス・カード |
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申し込み資格 | 原則として18歳以上29歳以下で、安定した収入のある方、または18歳以上29歳以下の学生の方。(高校生を除く) ※未成年の方のお申し込みには、親権者の方の同意が必要です。 |
年会費 | 1,375円(税込) ※初年度年会費無料 ※学生の方は在学中年会費無料 |
国際ブランド | アメリカン・エキスプレス |
ポイント | 100円→1ポイント |
海外旅行傷害保険 | 最高2,000万円 ※初年度は自動付帯、翌年度からは前年度年間ショッピングご利用金額20万円以上で自動付帯継続、前年度年間ショッピングご利用金額20万円未満の場合は最高 100万円 特長 |
特長 | ・入会3ヵ月ポイント付与3倍 ・入会4ヵ月以降海外利用ポイント付与2倍 |
TOWAカードは群馬県に拠点を置く東和銀行と三菱UFJニコスが提携して発行しているクレジットカードで、正確な名前は「東和カード・イニシャル・アメリカン・エキスプレス・カード」となっています。
入会の申し込み条件も「原則として18歳以上29歳以下で、安定した収入のある方、または18歳以上29歳以下の学生の方。(高校生を除く)未成年者の方は親権者の同意が必要」となっているので、学生の方でも申し込みが出来ますし、新社会人の方であっても申し込みが可能なクレジットカードです。
また入会後はポイントが3倍になり、入会後4カ月以降は海外でのクレジットカード決済の場合にポイントが2倍になるので計画的に使えばポイントも沢山獲得することが可能になっています。
そして何よりも便利なのは海外旅行傷害保険が自動で付帯している点で、年会費の安いクレジットカードであれば旅行保険が付いていないものも多く、また付いていたとしても旅費をクレジットカード決済にした場合にのみ保険の対象となる「利用付帯」になっているため、TOWAカードは手厚い補償が受けられるクレジットカードだと言えます。
TOWAカードは東和銀行の窓口またはオンラインで申し込むことが出来ますが、群馬県やその周辺に住んでいる方や働いている方でなければ身近なクレジットカードだとは言えないというデメリットがあります。
あまり群馬県周辺とは縁遠いという方はTOWAカードではなく三菱UFJニコスの発行している三菱UFJカード VIASOカードがおすすめです。
年会費 | ETCカード | 発行期間 |
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永年無料 | 年会費無料 新規発行1,100円 |
最短翌営業日 |
還元率 | 電子マネー | ブランド |
0.5%~1.0% |
三菱UFJカード VIASOカードも申し込み資格が「18歳以上で安定した収入のある方、または18歳以上で学生の方(高校生を除く)※ 未成年の方は親権者の同意が必要です」となっていることから、条件を満たしている方であれば申し込むことが可能なので若い方でも申し込める間口の広いクレジットカードだと言えます。
三菱UFJカード VIASOカードは入会特典として、入会日から3ヶ月後末日までに「会員専用WEBサービス」のIDをご登録の上、15万円以上利用すると、8,000円のキャッシュバック、続けて「楽Pay」登録で2,000円のキャッシュバックがもらえるので、最大10,000円のキャッシュバックとなります。
また無料発行されるETCカードの利用料金、携帯電話・PHSの利用料金、インターネットのプロバイダー料金についてはポイントが2倍もらえるので、毎月ある程度必要になる支払いの引き落とし先を三菱UFJカード VIASOカードにしておくことでポイントも溜まりやすくなります。
さらに三菱UFJカード VIASOカードはポイント制度がとてもシンプルになっており、入会日を基準に1年間の累計ポイントが1ポイント→1円として指定の口座に自動でキャッシュバックされるので、ポイントの期限を気にしたり失効させてしまう心配がありませんが、1,000ポイント未満の場合にはキャッシュバックの対象にならず失効してしまうので注意が必要です。
1,000ポイントと言えば1,000円→5ポイントなので一般のクレジットカード決済の場合は20万円分ですが、ETCカードの利用料金、携帯電話・PHSの利用料金、インターネットのプロバイダー料金はポイントが2倍なので1,000ポイントを得るためには10万円分の引き落とし額になるので、ポイントが2倍になるものについて月々1万円5千円程度はかかる方であれば充分クリアできるラインです。
TOWAカードは銀行系、三菱UFJカード VIASOカードは信販系のクレジットカードにあたるため、審査が心配だという方は消費者金融系のACマスターカードをチェックしてみましょう。
年会費 | 審査時間 | 発行期間 |
---|---|---|
永年無料 | ※1 | 受取 |
還元率 | 利用可能枠 | ブランド |
0.25% | 最大800万円※2 |
ACマスターカードは消費者金融であるアコムと国際ブランドのMasterCardが提携しているクレジットカードで、審査については独自の審査基準を設けています。
ただし申し込み資格が「」となっているので、当てはまらない方は申し込めないので注意して下さい。
ACマスターカードは最大の特長として発行に対応している点が挙げられます。「自動契約機(むじんくん)」という無人カード発行機またはwebから申し込みをすれば、でクレジットカードを手に入れることも可能なので、急いでクレジットカードを持ちたいという方にはおすすめのカードです。
一方でクレジットカードは通常一括払いまたは分割払いが基本ですが、ACマスターカードはリボ払い専用のクレジットカードとなっているので、設定した金額を毎月一定額が引き落としとなります。
学生の方であればアルバイトやパートでの収入になりますし、新社会人の方であればまだ収入が安定していると審査でみなされないことが多いので、まずはクレジットカードの申し込み資格をチェックしてから、自分自身の条件に当てはまっているかどうかをチェックし、審査の難易度についても知っておいた上でクレジットカード選びをして行きましょう。
初年度年会費 | 海外保険 | 国内保険 |
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無料 | - | - |
電子マネー | 発行期間 | 利用可能枠 |
- | 10万円~300万円 ※300万円はショッピング枠ご利用時の限度額です。 |