インターネットが普及に伴い、買い物の形態も様々になりました。従来通りの店舗へ出向いて実際に目で見て手にとって買う方法だけではなく、インターネット上でサイズや色味、雰囲気を確認して購入する方法を取る人も増加しています。平成23年に総務省が調査した「通信利用動向調査」では、15歳以上の国民のうち46.1%がインターネット上のお店で何らかの商品を購入しているという結果が出ています。つまり15歳以上の国民のうちおよそ半数がインターネットショッピングを利用して買い物をしており、その普及率は決して低いとは言えません。私達の身近な存在になりつつあるインターネットショッピングのメリットやデメリットについて考えてみましょう。
・消費者が直接販売者から購入できる場合も多いので、マージンが少なくなり、安く購入できる
・楽天やamazonなどのショッピングモールを利用する事で欲しい商品の検索が簡単にできる
・遠隔地の店舗まで出向かなくても商品の比較が容易にできる
・重い商品を購入した際に自分で持ち帰らずに済む
・店舗規模を気にすることなく多数の商品から選ぶことが出来る
・近場の店舗で買えないものも買う事が出来る
・必要な日にちや時間を指定することで時間を有効活用できる
・実際に手にとって商品を見れないので、質感や色味が想像と違う事がある
・購入から手元に届くまでに配送時間のラグがあり、購入後すぐに使える訳ではない
・商品について問い合わせる場合に、対面販売と違って手間や時間が掛かる
ネットショッピングはパソコンやスマートフォン、タブレット一つで何処に居ても買い物が出来る事、そして忙しくて時間が取れなかったり体調が優れない時にも操作だけで買い物が可能であり、また備蓄しておきたいものやお米や水といった重たい物も宅配業者の方に玄関まで届けて貰えるので大変な思いをせずに済みます。一方で衣料品などは試着してみないと解らないので、返品する事になってしまう場合もあります。メリットとデメリットを理解したうえで、賢く買い物をしていきましょう。
インターネットショッピングサイト
インターネット上で欲しい商品を検索する際に、最大限メリットを生かしたいものです。 そこで便利なのがインターネット上にある「インターネットショッピングモール」です。 一般の店舗の集合体であるショッピングモールと同じようなものだとイメージしてください。インターネット上にあるショッピングモールにも、実際の店舗の様にいくつかのインターネットショップが軒を連ねており、私達消費者はそのインターネット上のショッピングモールに行く事で沢山のお店や商品を見て回る事が出来るのです。また、同一ショッピングモール内では「お気に入り」という機能を使う事で複数の商品を一時的に自分専用のリストに載せて比較や検討が出来ます。
日本で特にユーザーが多いサイトが「Yahoo!ショッピング」「楽天」「Amazon」です。それぞれの特長を表にしてみました。
Yahoo! | 楽天 | Amazon | |
---|---|---|---|
会社 | ヤフー株式会社 | 楽天株式会社 | Amazon |
販売方法 | モール型 | モール型 | モール型(※) |
店舗数 | 約24万店 | 約4万店 | 非公開 |
会員数 | 約987万人 | 約7441万人 | 約4800万人 |
月間取扱高 | 約250億円 | 約1000億円 | 約600億円 |
強み | 店舗数の多さ | キャンペーンの多さ | 配送料無料 |
ポイント | Tポイント | 楽天スーパーポイント | Amazonポイント |
※Amazonでは各ショップではなくまとめて自社配送を行う場合が多い
(出典:http://business.ec.yahoo.co.jp/)
(出典:http://corp.rakuten.co.jp/about/strength/data.html)
(出典:https://services.amazon.co.jp/services/sell-on-amazon/merit.html)
それぞれの特長をまとめてみると、まずはもっとも出店舗数が多いのがYahoo!ですが、会員数や取扱高はやや少なめです。Yahoo!では出店者に対して現在「eコマース革命」としてyahoo!ショッピングへのネット出店料を無料にし、毎月の固定費やロイヤルティを無料にしているので、特に店舗数が増加しているためです。
次に楽天はこの3社の中では最も月間取扱高が高いため、沢山の取引が行われている事が解ります。さらに会員数も最も多いので、人気のショッピングモールと言えます。 その人気の秘訣はポイント制度やポイントキャンペーンにあります。通常、楽天市場での買い物100円につき1ポイントを獲得でき、その獲得ポイントは1ポイント1円として買い物の際に利用する事ができます。さらにキャンペーンが多いので、ショッピングモール全体でポイント最大20倍キャンペーンが定期的に行われたり、店舗ごとに不定期でポイント10倍キャンペーンが行われるほか、スマートフォンアプリから買い物をするといつでもポイントが2倍獲得できるなど、消費者にとってお得に買い物が出来るシステムになっています。
最後にAmazonでは月間取扱高が3社の中で2位、会員数も2位となっています。Amazonはショッピングモール形式で検索が出来ますが、多くの場合は個々の店舗からではなくAmazonから一括して商品が配送されます。さらに日付指定や時間指定さえしなければ、配送料は基本無料である事からもAmazonはしっかりとした固定ユーザーを持っていると言えます。
キャンペーンに大きな特長があり、最も利用されているサイトだと言える楽天のショッピングモールを利用する際にお得に利用できる方法を調べてみましたので、チェックしていきましょう。
(楽天スーパーポイント)
楽天市場などの楽天グループで100円のお買い物ごとに1ポイント付与
シルバー | ゴールド | プラチナ | ダイヤモンド | |
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誕生日ポイント | 100P | 300P | 500P | 700P |
ボーナス福引 | 最大50,000P | 最大50,000P | 最大50,000P | |
楽天24利用ポイント | いつでも2倍 | いつでも2倍 | いつでも3倍 | |
特別セール優待 | ○ | ○ | ||
楽天市場クーポン | 毎月付与 | |||
楽天グループクーポン | 毎月付与 |
・レギュラーランク
ポイント対象の楽天サービスを利用し、かつポイントを1度以上獲得する
・シルバーランク
過去6ヶ月間で計200ポイント以上、かつポイントを2度以上獲得する
・ゴールドランク
過去6ヶ月間で計700ポイント以上、かつポイントを7度以上獲得する
・プラチナランク
過去6ヶ月間で計2,000ポイント以上、かつポイントを15度以上獲得する
・ダイヤモンドランク
過去6ヶ月間で計4,000ポイント以上、かつポイントを30度以上獲得し、さらに楽天カードを保有している
・全ショップ対象ポイント3倍キャンペーン
・無料アプリをインストールして100ポイントプレゼント
・キャンペーンにエントリーするだけで55,555ポイントを山分けキャンペーン
・アプリと連動し実際の店舗に出向くと100ポイントプレゼント
・毎日1001名に最大7,777ポイントプレゼント
など(2015年10月現在)
楽天スーパーポイントは1ポイント=1円として楽天グループで利用できるほか、ANAマイルに2ポイント=1マイルとして交換ができる。
楽天をもっと賢く利用するためには、クレジットカードの存在は必要不可欠です。購入した商品の代金を払う際に、銀行振り込みをしたり代引きやコンビニ払いにするとそれだけで余分な手数料が毎回掛かってしまいます。手数料はおよそ100円から300円程度ですが、せっかくポイントをお得に貯めても、10回買い物をすれば1,000円から3,000円が必要になるので、トータルでお得に利用できていません。しかしクレジットカードを利用して商品代金を決済すれば手数料は必要ないので、ポイント獲得分がしっかりと反映されると言えます。
楽天をお得に利用する際には、楽天の発行している「楽天カード」を利用するのが最もお得ではありますが、通常の店舗で買い物をしたり、他のネットショップで買い物をすることが一切ないとは言えません。クレジットカードはポイントカードの様に何枚も何枚も持つものではないので、オールマイティにお得に利用したいものです。そこでお勧めなのが。「Orico Card THE POINT(オリコカードザポイント)」です。オリコカードザポイントを使って楽天のショッピングモールを利用する合わせ技でさらにお得に買い物が出来るのです。
![]() オリコカード ザ ポイント |
![]() 楽天カード |
|
---|---|---|
年会費 | 無料 | 無料 |
ポイント | 100円→1ポイント | 100円→1ポイント |
国際ブランド | MasterCard、JCB | VISA・JCB・Master |
追加カード | 家族カード→無料 | 家族カード→無料 |
入会条件 | 18歳以上で電話連絡が可能な方(高校生は除く) | 18歳以上の方 (高校生は除く) |
<オリコカードザポイントのスペック>
オリコの運営する「オリコモール」を経由して楽天のネットモールで買い物をすると、クレジットカード利用ポイント、そしてオリコモール経由で買い物をした際のボーナスポイント、そして購入代金の0.5%から15%分のポイントが上乗せされるので、つまり3重取りが出来るという訳です。さらに楽天の利用で楽天スーパーポイントを獲得すれば、もっとポイントは沢山獲得できます。
オリコポイントは商品やポイント、マイルに交換が出来る。 (例)
・商品
オリコのサイトからwebカタログで交換できる商品がチェックできる
・ポイント、マイル
500オリコポイント→iTunesギフトカード500円分
1,000オリコポイント→1,000楽天スーパーポイント
1,000オリコポイント→600ANAマイル
1,000オリコポイント→500JALマイル
オリコカードザポイントは例えば楽天を利用する際にも、楽天発行のクレジットカードに引けを取らないスペックで使えるので、ネットショッピングでもポイントを沢山獲得し、さらにネットショッピング以外の買い物でも高還元ポイントの獲得が可能です。楽天だけをとにかく利用しまくるユーザーには、楽天のダイヤモンドランク会員が狙えるので楽天カードを持つ方がお得だと言えますが、楽天だけではなく他のネットショッピングモールも利用したい方や、実際の店舗で買い物をする際にも利用できるクレジットカードを持ちたい方には特にお勧めのカードです。