ヤマダ・ビックカメラ・ヨドバシの家電系クレジットカード3枚徹底比較
ANAマイラーにおすすめなヤマダLABI ANAカードの特長
ヤマダLABI ANAカードの基本情報
- 年会費:初年度無料、2年目以降500円+消費税(1回以上のカード利用実績で2年目無料)
- 国際ブランド:アメリカン・エキスプレス
- 入会資格:満18歳以上(高校生を除く)の方で安定収入のある方
- 付帯保険:オンライン・プロテクション自動付帯、旅行関連保険はなし
- 追加可能カード:ETCカード
- 対応電子マネー:nanaco、iD、QUICPay、Suica、楽天Edy
ヤマダLABI ANAカードは、ANAマイレージクラブカード+ヤマダLABIカード+クレジット機能が1つになったカードで、旅行に関する保険はありませんが、3種類のポイントを貯められるカードとして優れています。
ヤマダLABI ANAカードで貯まる3つのポイント
ポイントの貯め方
ヤマダLABI ANAカードでは、以下の3つのポイントが貯まります。
- ヤマダ電機での利用でヤマダポイント
- ANA提携航空会社の利用でANAマイル
- いつものショッピングで永久不滅ポイント
それぞれにポイントは相互で交換することができ、還元率はヤマダ電機での利用で最大10.5%にアップします。
ヤマダ電機でのポイントは、現金払いなら10%還元、他のクレジットカード払いなら8%還元、ヤマダLABI ANAカードでの支払いなら、現金払いと同じ10%還元でポイントがもらえます。
さらにヤマダLABI ANAカードでの支払いには永久不滅ポイントが0.5%相当付与され、合計で10.5%の還元率にアップします。
ヤマダ電機でのヤマダLABI ANAカード利用は、ヤマダポイントと永久不滅ポイントの2重取りができる仕組みです。
また月額300円で登録できるヤマダプレミアム会員になると、各種特典の利用が可能になるほか、年に2回ヤマダポイント残高の4%分をボーナスポイントとして獲得できます
3種類のポイント制度を上手く活用が賢いマイラー
マイルを貯めるには、ANAを始めとする提携航空会社利用時の支払い、日常の支払いをヤマダLABI ANAカードで行うだけでOK。
日ごろからヤマダLABI ANAカード中心の支払いにより、3種類のポイントをしっかり貯められます。
Suicaチャージにもポイント還元があるビックカメラSuicaカードの特長
ビックカメラSuicaカードの基本情報
- 年会費:初年度年会費無料、2年目以降477円+消費税(1回以上のカード利用実績で2年目無料)
- 国際ブランド:VISA、JCB
- 入会資格:高校生を除く満18歳以上の方で、国内在住・電話連絡の取れる方
- 付帯保険:国内旅行傷害保険最高1,000万円、海外旅行傷害保険最高500万円、盗難保険
- 追加可能カード:ETCカード
- 対応電子マネー:Suica
ビックカメラSuicaカードは、ビックポイント+クレジット機能+Suica+JRE POINTが1つになったカードで、ビックポイントとJRE POINTを貯められます。
ビックカメラSuicaカードでもらえるポイント
ポイントの貯め方
ビックカメラSuicaカードでは、Suicaをクレジットオートチャージ、JR東日本みどりの窓口利用・びゅうプラザ・指定席券売機の利用をするとJRE POINTが1.5%相当貯まります。
また、チャージしたSuicaでビックカメラやコジマ、ソフマップで支払いをするとビックポイントが10%、合計で11.5%相当の還元率にアップ。
その他、ビューカード・JCB・VISA対応のお店での買い物、公共料金のクレジットカード払いでも、ビックポイントとJRE POINTを各0.5%ずつ、合計1%還元が受けられます。
貯めたポイントの利用先
貯めたビックポイントは、Suicaにチャージでき、JRE POINTはビックポイントに交換が可能です。
ビックカメラSuicaカードをSuicaへのオートチャージを始め、さまざまなシーンで活用することで、各ポイントを賢く貯めて使うことができます。
普段からSuica圏の利用が多い方は、オートチャージを利用すれば改札の行き来もスムーズとなり、普段使いによるポイント獲得も実感しやすいでしょう。
年会費無料で11%還元を狙うならゴールドポイントカード・プラス
ゴールドポイントカード・プラスの基本情報
- 年会費:無料
- 国際ブランド:VISA
- 入会資格:国内在住で高校生を除く満18歳以上の方で、電話連絡の取れる方
- 付帯保険:カード会員保障制度(盗難保険)、ゴールドポイント安心保障制度(不正使用された場合10万ポイントまで補償)、買物プロテクション
- 追加可能カード:ETCカード
- 対応電子マネー:モバイルSuica、nanaco、Edy
ゴールドポイントカード・プラスは、ヨドバシカメラでの利用でゴールドポイントが貯まり、ポイントカードとクレジット機能が1つになったカードです。
他の機能や提携はありませんが、ヨドバシカメラが大好きなヘビーユーザーなら持つべきカードだといえます。
ゴールドポイントカード・プラスでもらえるポイント
ポイントの貯め方
ゴールドポイントカード・プラスは、ヨドバシカメラでのカード利用で、現金払い時のポイント還元率にプラス1%され、10%還元の商品をゴールドポイントカード・プラスで購入した場合は、10%+1%で合計11%還元でゴールドポイントを貯められます。
ヨドバシカメラでは他のクレジット払いで8%還元のため、3%も多くポイント還元を受けられることになります。
国内外のVISA加盟店でのゴールドポイントカード・プラスの利用では、常時1%還元でゴールドポイントを貯められます。
他のクレジットカードでは0.5%還元が多い中で、常時1%還元は嬉しいメリットではないでしょうか。
モバイルSuicaへのチャージでも1%還元なので、普段からモバイルSuicaを使うだけでも効率的です。
ポイントの有効期限
ポイントの基本の有効期限は2年ですが、ポイント取得からポイント加算や減算があれば、有効期限が更新される仕組みとなっています。
ある程度貯めてから1P→1円で使うだけでも有効期限を更新できるので、賢く有効期限を切らさないようにしましょう。
プレミアム会員ならよりお得なサービスあり
他社とのポイント交換ができませんが、年会費無料で11%還元を実現できるクレジットカードはなかなか他にないといえます。
ヨドバシカメラのヘビーユーザーなら、年会費3,900円(税込)のヨドバシプレミアムへの加入も検討してみましょう。
ヨドバシプレミアムは、会員限定キャンペーンやWebセール、買物プロテクションが365日付帯、その他プレミアムな特典が満載の会員制度です。
ヨドバシカメラでの買物が多く、ゴールドポイントもたくさん貯めて使う方には、最上級のおもてなしを体験できると評判になっています。
ヤマダ・ビックカメラ・ヨドバシのクレジットカードは用途や目的で選ぼう
店ごとにカードを使い分けられなければ効果半減
ヤマダ・ビックカメラ・ヨドバシの家電系クレジットカードは、どれも自社でのカード利用で10%前後のポイント還元率となり、ポイント還元率だけで比較することは難しいところがあります。
提携ポイントや機能、付帯サービスを総合的に見ていくと、どのカードもメインカードにするには一長一短があり、用途や目的別に使い分ける方が良いと判断できます。
目的にあったクレカ選び
ANAのマイルや複数のポイントを同時に貯められ、アメックスのステータス性とポイント重視のサブカートならヤマダLABI ANAカード。
Suica圏での通勤・通学や国内旅行が中心で付帯保険も重視するならビックカメラSuicaカード。
年会費を気にせず幅広い特典を利用でき、割引よりも高還元のポイントを活用したいならゴールドポイントカード・プラスがおすすめできます。
ポイント交換の有無、付帯保険の有無や種類で考えると、ライフスタイルに合わせた選択がベストです。
普段から家電を買う店を絞ってクレジットカードを持つことも良い方法ですので、ご自身に合った1枚を選んでみてください。
このコラムに関連するコンテンツ
Pick Upコラム
クレジットカードの選び方
監修ファイナンシャルプランナー紹介