アメックスグリーンと三井住友カード ゴールドを比較! 年会費は同等だがサービス内容に注目

アメックスグリーンと三井住友カード ゴールドはどちらがおすすめ?

ハイステータスな国際ブランドのアメックスは、日本国内でも海外からも富裕層向けのステータスカードとして知られています。アメックスカードの標準的なカード、アメックスグリーンは、アメックスの中では標準的な位置づけでも、VISAやMasterCardブランドのゴールドカードと同等の扱いです。日本で信頼される三井住友カード ゴールドとの違いを見ていきましょう。

年会費を比較すると、アメックスグリーンと三井住友カード ゴールドでは2,000円の差があります。また、どちらのカードも誰でも入会できるというわけではありません。ゴールドカード以上の審査は、ステータス性も関係して厳しくなる傾向です。

アメックスグリーン 月会費制1,100円(税込)
三井住友カードゴールド 11,000円(税込)

サービスの充実と高いステータス性が魅力のアメックスグリーンを紹介

アメリカン・エキスプレス・カード、通称アメックスグリーンは、世界中からステータス性を重視する人に選ばれているクレジットカードです。ゴールドカード並みの特典やサービスが付帯することで知られ、年会費以上に豪華な体験ができると言われています。旅行傷害保険を含む保険関係と、海外向けトラベル系サービス、お得に使えるポイントプログラムについて紹介します。

アメックスグリーンは海外向けの補償が手厚い!

アメックスグリーンの保険には、海外旅行傷害保険・国内旅行傷害保険がともに最高5,000万円まで補償され(利用付帯)、最長で90日間補償が続きます。カード会員と生計を共にする親族にも最高1,000万円まで補償が付帯し、アメックスグリーン1枚で家族全員の補償を準備することができます。海外旅行・国内旅行のどちらの場合も、保険を利用することが多いのは急な病気やケガをしたときです。

アメックスグリーンでは、急な病気やケガに対する治療費の補償(傷害治療費用保険金・疾病治療費用保険金)が海外旅行傷害保険に含まれており、最高100万円まで補償しています。どちらも医師の治療を受けた場合に保険金が支払われるため、市販薬の購入代金などは対象外で、治療に関する補償を利用する場合は必ず医師の診察を受けることが条件となります。

また、アメックスグリーンは全体的な旅行傷害保険としては手厚い補償ですが、治療費用に関する補償は病気・ケガのどちらも100万円までです。海外では日本と治療費が異なること、日本と異なる環境で病気やケガの可能性が高まることを考えると、最低でも300万円くらい、必要に応じてそれ以上の補償になるよう増額することや、別のクレジットカードの補償で準備することがおすすめです。

このほか賠償責任保険は最高3,000万円、携行品損害保険金も年間100万円まで付帯、ショッピングプロテクション最高500万円まで、リターン・プロテクション年間最高15万円までと、買い物に関する保険も充実しています。

ハイステータスを感じるアメックスグリーンの充実したトラベル系サービスを紹介!

トラベル系サービスには、海外・国内のどちらにも利用できるカード会員専用旅行予約サイトの「アメリカン・エキスプレス・トラベルオンライン」、ワンランク上の特選宿への宿泊や、世界約10万軒のホテルを最安値よりさらに安く宿泊できる「旅・Fun」の利用、海外・国内旅行の手配ができる「H.I.S.アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスク」、自宅から空港までの間に利用できる各種サービス、旅先でも安心の日本語サポートが受けられる旅行先でのサービスも充実しています。

「アメリカン・エキスプレス・トラベルオンライン」では海外・国内のホテル、航空券、レンタカーのオンライン予約ができ、2倍のポイントを獲得できます。「旅・Fun」ではワンランク上の宿に宿泊できるほか、アメックス会員限定特典付きのプランの利用、海外のホテルを優待料金で利用できます。

「H.I.S.アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスク(0120-020666 月〜金 10:00〜18:00/土日祝休)」は、電話1本で海外・国内の旅行手配ができます。H.I.S.は国内の総合旅行サイトとしても有名なので、日本人にとっては身近で利用しやすいでしょう。

自宅から空港までのサービスには、プライオリティ・パスをはじめとする空港ラウンジの利用、大小荷物の宅配サービス、エアポート送迎サービス、空港パーキングの利用、無料で荷物を運んでもらえる無料ポーターサービス、手荷物預かりが利用できる空港クロークサービスなどがあります。中でもプライオリティ・パスは別途申込が必要ですが、年会費を無料で登録でき、年2回まで無料利用できます。

旅行先でのサービスでは、24時間いつでもレンタカーを借りられる「カーシェアリングサービス タイムズカープラス」や、海外旅行先での日本語サポート、海外用レンタル携帯電話(0120-086-072 月〜金 9:00〜18:00/土日祝9:00〜17:00)の申し込み、国内でのレンタカー利用が5.0%オフ、世界中のサービス拠点でサポートが受けられる「トラベル・サービス・ロケーション」などが利用できます。

一般的なクレジットカードの場合、海外向けのサービスが無いか付帯していても少なく、宿泊先が予約できても提携ホテルのみなど、一定の条件の範囲での利用です。アメックスグリーンは自宅を出るときから、自宅に戻るまでのすべてをサポートできるトラベル系サービスが充実していて、世界10万軒以上、特選の宿にも宿泊できるなど、一般のクレジットカードでは体験できないハイステータスなサービスが利用できます。

アメックスグリーンのポイントはリワード・プラスの利用で使いやすくなる

アメックスグリーンでは、メンバーシップ・リワードのポイントが100円→1ポイントで貯まります。アメックス提携店での利用でポイントが貯まるほか、日本国内ではJCBとの提携によりJCB加盟店の利用でもポイントを貯められます。ポイントの有効期限は最大3年間、1度でもポイント交換をすると有効期限を無期限にできます。

通常のメンバーシップ・リワードに加え、有料プログラムのメンバーシップ・リワード・プラス(年間参加費3,300円(税込)/2年目以降自動更新)に参加すると、ポイントの有効期限が無期限になり、ボーナスポイントプログラムが適用されて、100円→3ポイントで貯められるようになります。いつでも3.0%還元となるので、通常のメンバーシップ・リワードよりもポイントが貯まりやすいです。

また、提携航空パートナーへのマイル交換レート、提携ポイントとの交換レート、ポイント払い利用時の交換レートがアップして、お得にポイント移行できるようになります。ANAのマイル移行を例にすると、メンバーシップ・リワード・プラスに参加した場合、1ポイントあたりのレートが2倍にアップします。

メンバーシップ・リワード・プラス会員の方 1,000ポイント→1,000マイル
メンバーシップ・リワード会員の方 2,000ポイント→1,000マイル

そのほかの提携ホテル、提携ポイントとの交換レートも、メンバーシップ・リワード・プラスへの参加でグンとアップします。アメックスグリーンは通常のメンバーシップ・リワードでも1.0%還元で、標準的なクレジットカードのポイントとしては貯まりやすい方です。

メンバーシップ・リワード・プラスに参加すると、参加費用年間3,300円(税込)かかりますが、3倍のポイント還元と2倍以上の交換レートでポイントを活用できるようになります。メンバーシップ・リワード・プラスに参加すると、ポイントもゴールドカード並みに貯まりやすくなるメリットを実感できます。

アメックスグリーンの基本情報

  • 月会費・・・1,100円(税込)、家族カード550円(税込)
  • 申し込み条件・・・20歳以上の定職のある方
  • 追加可能カード・・・家族カード、ETCカード
  • 電子マネー・・・Apple pay、QUICPay
  • 付帯保険・・・国内・海外:最高5,000万円まで
  • ポイント・・・メンバーシップ・リワードポイント 1.0%還元

ラウンジ利用・補償も充実の三井住友カード ゴールドを紹介

三井住友カード ゴールドは、翌年移行の年会費に反映される年会費割引特典が付帯するゴールドカードで、海外・国内旅行のどちらにも利用できる旅行傷害保険が最高5,000万円まで付帯しています。その他空港ラウンジサービスを含むゴールドカード特典やポイントプログラムも充実しています。三井住友カード ゴールドの付帯保険、ゴールドカード特典、ポイントプログラムについて紹介します。

三井住友カード ゴールドは海外・国内でも安心の補償が付帯

三井住友カード ゴールドには、海外・国内の旅行傷害保険が、最高5,000万円まで付帯しています。(利用付帯)また、急な病気やケガの治療費用の補償も共通で300万円と、アメックスグリーンよりも充実の補償内容です。賠償責任補償は最高5,000万円まで、携行品損害補償は50万円、救援者費用補償500万円まで付帯します。

国内旅行傷害保険は、入院保険金日額5,000円、通院保険金日額2,000円、手術保険金最高20万円の補償が付帯します。万が一、手術を伴うような入院が必要なときは、三井住友カード ゴールドの補償にプラスアルファがあると安心です。補償の増額や、他のクレジットカードの付帯保険、生命保険への事前加入があると良いでしょう。このほかショッピングに関して、年間300万円までのお買物安心保険が付帯しています。

空港ラウンジサービスをはじめとするゴールドカード特典を紹介

三井住友カード ゴールドにはゴールド会員専用特典が利用でき、万一のときも安心の備えがあります。

海外・国内旅行傷害保険 最高5,000万円の補償、海外旅行傷害保険の「家族特約」の利用
(生計を共にする満19歳未満の同居の家族・別居の未婚の子供を対象に最高1,000万円まで補償)
空港ラウンジサービス 羽田空港・中部国際空港・伊丹空港、福岡空港などの全国主要空港ラウンジが無料で利用できる
ゴールドデスク ゴールドカード会員専用のデスクで、カードやサービスに関して相談できる
ドクターコール24 日本国内での急病やケガ、病院に行くほどではなくとも心配なことなど、医師をはじめとする専門スタッフに24時間・年中無休で無料相談できる

ポイントUPモールの活用で日々の買い物もお得になる!Vポイントについて

三井住友カード ゴールドのポイントは、Vポイントで200円→1ポイント付与されます。5ポイントは3円〜5円相当でマイルや他社ポイント、商品など200種類以上のものと交換できます。

通常の買い物ではポイントが貯まりにくい印象でも、ポイントUPモールを経由したネットショッピングなら、+0.5〜9.5%でポイントが貯まり、、街でのカード利用でもココイコ!の活用でポイントアップや、キャッシュバックを受けられます。

※2022年7月現在
※ポイント還元率は予告なく変更となる場合がございます。

三井住友カード ゴールドの基本情報

  • 年会費・・・11,000円(税込)
  • 申し込み条件・・・満30歳以上で安定継続収入のある方
  • 追加可能カード・・・家族カード、ETCカード、バーチャルカード
  • 電子マネー・・・WAON、PiTaPa、Apple pay、iD(携帯型・一体型・専用カード)
  • 付帯保険・・・海外・国内:最高5,000万円まで
  • ポイント・・・Vポイント0.5%〜5.0%還元

アメックスグリーンと三井住友カード ゴールドを比較! サービス重視ならアメックスグリーンがお得!

アメックスグリーンと三井住友カード ゴールドは、どちらも同じくらいの年会費でも、三井住友カード ゴールドは満30歳以上で安定収入が必要です。その点アメックスグリーンは、20歳以上で定職のある方のため、アメックスの方が申込年齢が幅広いことがわかります。

申込年齢の広さ、ステータス性の高さではアメックスグリーンの方が申込みやすく、付帯するさまざまなサービスもお得に利用できるでしょう。

アメックスグリーン 三井住友カード ゴールド
年会費 月会費制1,100円(税込) 11,000円(税込)
申込条件 20歳以上の定職のある方 満30歳以上の安定収入のある方
旅行傷害保険 最高5,000万円、治療費用100万円 最高5,000万円、治療費用300万円
各種特典比較 海外向け・自宅〜空港までの特典多数 国内・海外向けのゴールドカード特典

全コラム一覧

このコラムに関連するコンテンツ


Pick Upコラム




クレジットカードの選び方

  • 年会費無料
  • ポイントが貯まる
  • 即日スピード発行
  • ゴールドカード
  • ETCカード
  • ショッピングリボ払い
  • 海外旅行保険付き
  • マイルが貯まる
  • ガソリン割引・ロードサービス
  • 公共料金支払いでお得
  • キャッシュバック
  • 学生専用カード

監修ファイナンシャルプランナー紹介




当サイトおすすめ 10枚の厳選クレジットカード

キャンペーン中クレジットカード
ページの先頭へ