飛行機の待ち時間は大抵長く、その時間を有意義に使いたいもの。
もし空港ラウンジでアルコール飲料やおつまみを嗜んで、リラックスして過ごせたら素敵だと思いませんか?
こちらのコラムでは無料でアルコールを楽しめる4つの空港ラウンジと、有料で地酒や空港限定のアルコールを楽しめる空港についてご紹介します。
ただ、そのような空港ラウンジの入場は有料が多いので、無料入場できる特典付きのクレジットカードを持つことから始めるとよいでしょう。
・アルコールが無料の4つの空港ラウンジ
・地域限定アルコールがある空港ラウンジ
・空港ラウンジに飲食の持ち込みはできるか
・同伴者1名も空港ラウンジが無料のカード
優雅な飛行機旅行ですが、搭乗時刻に余裕を持って空港に着いたときや、長距離フライトの前、出発時刻が大幅に遅れたときなどは、どこかでゆっくりと過ごしたくありませんか。
そんなときに便利なのが、空港ラウンジです。
空港によっては有料ラウンジがあり、ほとんどの場合大人1人1,000~1,200円で利用できますが、持っているクレジットカードが空港ラウンジ特典付帯のカードだと、カードラウンジが無料で入れます。
また、空港ラウンジは「ゆっくり過ごせる場所」というだけではありません。
ラウンジ毎にサービスが変わりますが、多くはフリーソフトドリンク、新聞や雑誌の閲覧、インターネット、FAXの使用ができ、中には荷物預かりや、シャワールームもあります。
空港に行く前に、場所やサービス内容を調べてみるとよいでしょう。
空港ラウンジでは、缶ビールを購入できる自販機やビールサーバー、ワインコーナーなどが設置されていることがありますが、大抵は有料です。
中には、市販品が種類豊富に取り揃えたところもあれば、お酒好きには嬉しい地方の特色にあった地ビールや空港限定のアルコールを提供しているところもあります。
例えば、後ほど詳細をご紹介しますが、羽田空港限定の「羽田スカイエール」もそのひとつです。
中には有料でも、「空港限定のアルコールが目的」という人もいますので、アルコール無料の空港ラウンジを探すのではなく、そういった特別なアルコールを楽しむのも旅の一興ではないでしょうか。
ほとんどの空港ラウンジはアルコールが有料となっていますが、実は無料でアルコールを飲める空港ラウンジが国内には4つあるのをご存じですか。
熊本空港、福岡空港では、ビール1杯目が無料、成田国際空港では缶ビールか缶ウィスキー1本目が無料、中部国際空港では飲み放題となっています。
成田国際空港のIASS Executive Loungeは2箇所あります。
いずれもアルコール類はおひとり1杯まで無料です。
アルコールの種類は缶ビール(アサヒ)や缶ウイスキーがあったり、その日によるかもしれませんが、おつまみに柿ピーが置いてあったりと、飛行機の待ち時間に大いにくつろげるサービスが用意されています。
中部国際空港のプレミアムラウンジ・セントレアでは、生ビールが無料で何杯でも飲むことができます。
おつまみやお菓子も用意されていて、中には名古屋名物の「しるこサンド」やセントレアカードラウンジ限定のまめ菓子もあるので、こちらを目当てに訪れるのも旅の楽しみのひとつになるのではないでしょうか。
ラウンジ「ASO」では、サントリーのプレミアムモルツが提供されます。ビールサーバーで使える専用コインは受付でもらえるのですが、無料で飲めるビールの量は入場資格によって異なってきます。
また、こちらとは別に試飲として球磨焼酎が置かれています。強いアルコールがお好きな方は、飲んでみるのも良いでしょう。
ただし、泥酔状態だと飛行機に乗れないので、くれぐれもアルコールは嗜む程度で。
福岡空港のくつろぎラウンジTIMEでは、フリーソフトドリンクまたはビール1本のどちらかを無料で飲める選択制を採用しています。
しかも、ビールは一番搾りかスーパードライの缶ビールから選ぶことが可能です。ラウンジの前には飛行機の滑走路が広がるため、特等席でビールを堪能している気分になります。
追加料金を支払うことで飲める空港限定や地ビールがあると、記事冒頭でご紹介しましたが、ここでは具体例として羽田空港限定の「羽田スカイエール」についてご紹介します。
羽田スカイエールはその名の通り、東京の空の玄関口である羽田空港内でのみ飲めるオリジナルビールです。
大きく「Haneda AKY ALE」の文字と飛行機のロゴが入った瓶で売られています。
購入できる場所は3箇所あり、オリジナル保冷バックに入った状態(330ml×2本)で販売していますので、お土産として持ち帰ることも可能です。
※国際線は液体の機内持ち込みが不可ですのでご注意ください。
羽田スカイエールの樽生は、羽田空港内レストランまたは空港ラウンジ内だけで飲めます。瓶ビールとは違う味わいを探してみてください。
羽田スカイエールの口コミは、ネット上では「スッキリとした味わい」「クラフトビール好きならハマる」「単価として高いけれど、保冷バックが可愛くて良い」と高評価を多く見かけます。
悪い口コミをあえて上げるなら、「賞味期限が短い」というものがありました。
製造されてから60日間が賞味期限なので、お土産として持って帰ったら、早めに飲む必要がありそうです。
様々な観点から、空港ラウンジへ飲食の持ち込み、持ち出しは基本的に禁止となっています。
持ち込みできる例をあげるとすると、ANAラウンジやJALサクララウンジなどがそうですが、公式サイトの利用規約にはそれぞれ制限があるので、最低限マナーとして他の人に迷惑がかからないよう注意しましょう。
ラウンジ内での以下の行為は、お控えください
ANA公式サイト「ラウンジ利用規則」より一部引用
(省略)
- ラウンジ内で提供している飲食物・備品をラウンジ外へ持ち出す行為
- ラウンジ内の施設、備品またはサービスを独占し、長時間利用する行為
JAPAN AIRLINES公式サイト「ラウンジご利用規則について」より一部引用
- ラウンジで提供しているお食事・お飲み物をラウンジの外に持ち出すことはご遠慮ください。
- サクララウンジにお持ち込みになられた飲食物は各サクララウンジの「ダイニングスペース」(飲食可能エリア)*にてお召し上がりください。
ダイヤモンド・プレミアラウンジではすべてのエリアにてお持ち込みになられた飲食物をお召し上がりいただけます。
また、周囲のお客さまのご迷惑になる場合がございますので、お持ち込みになられたにおいの強いもののラウンジでの飲食はお控えください。
*各空港ラウンジにおけるダイニングスペースはホームページまたは各空港ラウンジにてご確認ください。
空港ラウンジ内の飲食物の持ち出しは厳禁です。
大量に持ち出すようなマナー違反でなくても、衛生的にも飲食物は持ち出すことはNG。あくまでも空港ラウンジ内で楽しみましょう。
クレジットカードを持っていれば空港のカードラウンジが無料で使えるというわけではありません。カードラウンジが使えるのは、ゴールドカード以上というラウンジがほとんどであり、高い年会費を払っているからこそのサービスなのです。
そしてラウンジを使えるのは、ゴールドカードを持つ人だけに限られ、家族旅行は使用料がかかってしまいます。
一人ではなく、家族と一緒にラウンジに入りたいという方はJCBゴールドを選択するのが良いでしょう。
年会費 | 初年度無料 11,000円(税込) |
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家族カード年会費 | 1人目無料 |
還元率 | 0.5% 優待店の利用で最大20倍 |
入会キャンペーン | 合計最大獲得可能 |
JCBゴールドは、国内外35空港の空港ラウンジを対象に、家族会員も無料で利用可能です。
年会費も、他社のゴールドカードと比較すると平均的でしょう。
それでいながら、さらにラウンジ・キーに登録できて、国内外1,100か所以上の空港ラウンジを1回につきUS32ドルで利用できるのは、かなりお得と言えるでしょう。
空港ラウンジで過ごす時間を楽しむのに、無料でアルコールを楽しめる空港を選んで待ち時間を満喫するのはもちろん、有料で土地限定のアルコールを楽しむのも、旅の醍醐味と言えるでしょう。
ただ、空港ラウンジは入場に1,000~1,500円程度の入場料金がかかってしまうので、空港ラウンジ無料利用特典が付帯しているクレジットカードを持つのがおすすめです。
特に、JCBゴールドなら、空港ラウンジを同伴者1名と無料で利用できますので、旅行サービスにおいて大いに効力を発揮してくれるカードと言っても過言ではありません。
日常の1枚としても使いたいステータスカードでもありますので、ぜひ検討してみてください。