ANA日本航空などのフライトに搭乗することでANAマイルが付与されるアメックス提携カードのANAアメックスカードですが、以前よりも使う頻度が落ち、思っていたよりANAマイルを貯めなかったのでカードの切り替えをしたい、ANAアメックスカードよりもトラベルサービスが豊富なカードが欲しい......など切り替えを考えている方もいることでしょう。
ANAアメックスカードから他のカードに切り替えをする際、注意しなければならない点がいくつかあります。次で確認していきましょう。
今のカードに不満がある場合にはカードの切り替えをしたいというのは当然の思考ですが、それをするには希望の切り替え先に気をつける必要があります。
しかしANAアメックスカードはアメックスグリーンやアメックスゴールドカードといったプロパーカードには切り替えできず、切り替え先はあくまで同じANAアメックスカード内ということになります。
このことから仮にANAアメックスゴールドカードの年会費が負担となった場合に選べる適当な切り替え先はANAアメックスカードのみとなってしまうのです。なのでアメックスプロパーカードに切り替える場合は、新規にカードを申し込む必要があります。
提携アメックスカードからアメックスが独自に発行できるプロパーカードはスペックやシステムが大きく変わるので互換性がないということを忘れないようにしましょう。
ANAマイルが貯まりやすいと言われているANAアメックスカードですが、ステータスやサービスに不満を感じているのでしたら、アメックスグリーンカードを発行しましょう。 ANAアメックスカードと比べると、アメックスグリーンカードはステータスも高く、付帯しているトラベルサービスが豊富にあります。
アメックスカードのステータスが高いといわれる理由は、世界中で知名度が高く、高額な年会費から元々は富裕層向けカードとして発行されていたため、社会的信用度が他クレジットカードよりも高いからです。また、高額な年会費以上にサービスやポイントプログラムもそれぞれ充実しているので人気を集める一枚となっています。
同じアメックスで発行しているANAアメックスカードも高ステータスのクレジットカードのように思われますが、アメックスプロパーカードのステータスにはかないません。ステータスが高いカードほど社会的信用が高くなり、付帯サービスも充実していきます。
ANAアメックスカードの手荷物無料宅配サービスでは、海外旅行の際、帰国時に空港から自宅までカード会員一名につきスーツケース1個を無料で配送してもらえるのに対し、アメックスグリーンカードの手荷物無料宅配サービスでは、海外旅行の帰国時だけではなく出発時にもスーツケース1個を配送してもらうことができます。
また、アメックスグリーンカードではカードで購入した未使用で損傷がない商品の返品を購入店が受け付けない場合に、購入日から90日以内であればアメックスに返却でき、補償金が受け取れる「リターン・プロテクション」という他社クレジットカードには珍しい保険が付帯しています。
さらに、アメックスグリーンカードを長年使い続けると、アメックスゴールドカードのインビテーションが届きます。
アメックスゴールドカードにはアメックスグリーンカードにはないサービスが付帯しており、海外旅行傷害保険などの保険も手厚くなるので、万一旅行先で病気やけがをしてしまった場合でも安心です。
また、アメックス独自の旅行保険である「キャンセル・プロテクション」では、キャンセル費用を10万円まで補償されるので、急な出張や病気で旅行に行けなくなってしまった時に便利に使うことができます。
さらに、「ゴールド・ダイニングby招待日和」では、日本国内外で約200店舗のレストランでコースメニューを2名以上で予約すると1名分のコース料理代が無料になります。元々のコース料金が高いため、1名分の料理代が無料になるのはとてもおトクです。
![]() アメリカン・ エキスプレス ・カード |
![]() ANAアメリカン・ エキスプレス・カード |
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年会費 | 12,000円+税 | 7,000円+税 |
還元率 | 1.0%~ | 1.0%~ |
ポイント移行先 | ANAを含む15社の 提携航空マイル |
ANAマイル |
海外旅行傷害保険 | 5,000万円 | 3,000万円 |
付帯保険 | オンライン・プロテクション ショッピング・プロテクション リターン・プロテクション |
オンライン・プロテクション ショッピング・プロテクション |
アメックスグリーンカードとANAアメックスカードではアメックスグリーンカードの方が年会費は高額になってしまいますが、その分付帯保険が手厚くなっています。
貯まったポイントは、ANAアメックスカードではANAマイルに交換することができますが、アメックスグリーンではANAを含む15社のマイルと交換することができるので、自分の好みのマイルに交換することが可能です。
※アメックスグリーンのポイントをANAマイルに移行する場合、「メンバーシップ・リワード・プラス ANAコース」(年会費5,000円+税)に登録する必要があります。
アメックスグリーンカードで貯まったポイントは、マイル移行だけでなく他ポイントへ移行、支払代金の充当、旅行代金の支払い、商品券などのアイテムと交換するなど様々な使い方を選ぶことができます。
次は、アメックスグリーンカードとANAアメックスカードのトラベルサービスについて見ていきましょう。
![]() アメリカン・ エキスプレス・カード |
![]() ANAアメリカン・ エキスプレス・カード |
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トラベルサービス | ・空港ラウンジ ・手荷物無料宅配サービス ・空港クロークサービス ・空港パーキング ・グローバル・ホットライン ・エアポート送迎サービス ・プライオリティ・パス ・無料ポーターサービス ・海外レンタル携帯電話特別割引 |
・空港ラウンジ ・手荷物無料宅配サービス ・空港クロークサービス ・空港パーキング ・グローバル・ホットライン |
その他サービス |
・チケット・アクセス ・コットンクラブ ・新国立劇場 |
・チケット・アクセス |
見てわかるように、アメックスグリーンカードとANAアメックスカードで受けられるサービスの種類はアメックスグリーンの方が多いです。ANAアメックスカードはANAマイルをためることに長けたカードですが、サービスの種類ではアメックスグリーンには劣ります。
ANAアメックスカードやアメックスグリーカードでも、国内28空港・海外2空港の空港ラウンジを同伴者1名まで無料で利用することができます。
さらに、アメックスグリーンは国内外600カ所以上の国際ラウンジを会員+同伴者が1回27アメリカドルで利用することができるプライオリティ・パスに無料で登録することが可能です。搭乗までの長い待ち時間をラウンジで快適に過ごせるのはとても便利です。
アメックスカードは1枚しか持てないと思われることが多いのですが、アメックスの提携カードとプロパーカードの2枚持ちは可能です。そのため、ANAアメックスカードを持っている方でもアメックスグリーンを発行することができます。
ANAアメックスカードではボーナスマイルや、フライトマイルでANAマイルを多く貯めることができますが、トラベルサービスはアメックスプロパーカードと比べると劣ってしまいます。
ANAアメックスカードとアメックスグリーンの二枚を持つことで、ANAマイルをたくさん貯めることができ、アメックスグリーンカードのトラベルサービスを受けることができるので、ANAマイルを貯めながらトラベルサービスも充実させたいという方には提携カードとプロパーカードの二枚持ちはおすすめです。
アメックスグリーンは本サイトからお申込みいただくと入会特典で合計で13,000ポイントを獲得することができます。
カードご利用ボーナス獲得条件 | 獲得ポイント |
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入会後3ヶ月以内に1,000円以上のカードご利用10回 | 1,000ボーナスポイント |
入会後3ヶ月以内に20万円のカードご利用 | 2,000ボーナスポイント |
入会後3ヶ月以内に30万円のカードご利用 | 7,000ボーナスポイント |
合計30万円のカードご利用 | 3,000ポイント |
合計 | 13,000ポイント |
13,000ポイントは入会特典を利用しないで貯めようと思うと、本来は130万円分利用しないといけない金額となります。
そして13,000ポイントをマイルへ交換すると国内外旅行の往復分をカバーすることができます。
アメックスは通常の還元率も100円=1ポイントと還元率も良いため、使えば使うほどお得になるクレジットカードと言えるでしょう。
現在ANAアメックスはキャンペーンを行っており、最大18,000マイルを獲得することができます!
カードご利用ボーナス獲得条件 | 獲得ポイント |
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入会ボーナスマイル | 1,000マイル |
入会後3ヶ月以内に10万円のカードご利用 | 2,000ポイント |
入会後3ヶ月以内に30万円のカードご利用 | 4,000ポイント |
入会後3ヶ月以内に50万円のカードご利用 | 6,000ポイント |
50万円のカード利用 | 5,000ポイント |
合計 | 18,000マイル相当 |
18,000マイルがあれば国内外の往復航空券に交換できるほどなので、まとまった買い物の予定がある方はこのタイミングでANAアメックスを検討するのもおすすめです。
またANAアメックスは通常のアメックスにはない継続ボーナスという制度があり、毎年更新するだけで1,000マイルを獲得することができます。
年会費は7,000円+税かかりますが、1,000マイルは本来10万円分利用した際に獲得できるマイルなので年会費分以上の価値があるコストパフォーマンスに優れたクレジットカードと言えるでしょう。
まずは
このカード!